本日のHSBCアメリカセブンズラスベガス大会では南アフリカ代表がーでフィジー代表を下し金メダルに輝きました。これにより南アフリカ代表は3連続でカップ戦を制しました。

決勝戦前半開始直後からフィジー代表は好調な滑り出しを見せ、ダクワカ選手のトライへつなぎます。しかしその後はディシプリンを欠き一時退場者を出すと前半途中南アフリカ代表アフリカ選手に1トライ返されます。

後半に入ると流れは南アフリカ代表に傾き、ドライ選手、スペックマン選手がそれぞれトライを奪いリードを広げます。後半6分にはフィジー代表は細かくオフロードパスをつなぎ、ナクク選手がトライを取り一気にスコアを19−12と縮めます。しかし直後のリスタートにてモセナカギ選手が空中タックルをし、レッドカードをもらいました。とても惜しい形で後半最後のチャンスを潰しノーサイド。

今回の勝利を踏まえて南アフリカ代表フィリピン・スナイマン選手は「今シーズン4回金メダルに輝きましたが、今大会が一番タフでした。特にフィジー代表は試合序盤からトライを取り流れを掴みかけましたが、最後までディシプリンを貫いたチームを讃えたいと思います。」と話しました。来週の大会の豊富について「バンクーバー大会までに、怪我人と修正点を直して臨みたいと思います。」と次を見据えていました。

今大会結果の受け南アフリカ代表はシリーズランキング1位をキープし、フィジー代表はイングランド代表と入れ替わる形で2位になりました。

ホームのアメリカ代表は強豪のニュージーランド代表を下し銅メダルに輝きました。試合中盤までニュージーランド代表が試合を支配し、モリア選手の独走トライなどで一時は勝利が確定されたかと思いました。しかしアメリカ代表バレット選手の活躍により、ラインブレイクに成功すると後半5分に1トライ奪います。その後再びバレット選手がブレイクするとパスはドゥルタロ選手につながり、逆転トライを取り銅メダルを獲得しました。

5位決定戦ではイングランド代表が試合終了直前に逆転トライを奪い、勝利しました。前半ではオーストラリア代表がわずかなチャンスを活かしマロウフ選手のトライに繋げリードに成功します。後半に入ってもオーストラリア代表の流れのまま試合が進むますが、終盤に入るとノートン選手が自らのキックを追いかけキャッチするとサポートに入っていたカー選手に繋ぎ、トライを奪います。チャレンジトロフィーではケニア代表がサモア代表との接戦を制し、タイトルを獲得しました。

日本代表はラスベガス大会を14位で終えました。本日最初の試合にて日本代表はチリ代表から勝利をもぎ取り、13位決定戦へ臨みましたがウェールズ代表に僅差で敗れました。この試合ではトライを取られると取り返し、最後まで結果のわからない試合になりましたが、試合終盤になると疲れから攻撃が単調になり敗戦しました。