本日から開催されているシドニー大会ではホームのオーストラリア代表が見事にカップ戦準々決勝へ進むことが決まりました。初戦のライバル、ニュージーランド戦では黒星に終わります。2戦目のスコットランド戦ではアンスティー選手のハットトリックなどにより大勝します。3戦目のパプアニューギニア戦では相手を1トライに抑える完璧な試合をしました。

3試合を終えたオーストラリア代表ヘンリー・ハッチンソン選手は
「初戦では負けてしまいましたが、そのほかの試合ではファイティングスピリットを見せて勝ちきりました。」と今日のパフォーマンスを反省しつつも、カップ戦準々決勝へ進んだチームに賞賛を送りました。また次戦戦うウェールズ戦では「先週のウェリントンラウンドでも対戦したので、しっかり準備して臨みたいです。」と意気込みも語ってくれました。

同じグループに属するニュージーランド代表は3勝を挙げてオーストラリア代表と同じくカップ戦準々決勝へ進みます。これをうけニュージーランド代表キャプテンのティム・ミッケルソン選手「私達はボールを保持すれば勝てるチャンスが増えるので、明日も続けていきたいと思います。」と語りました。また2週連続で大会が続き「肉体的にとても疲労が残っています。なので、明日へ向けてしっかりと水分補給、リカバリーをして臨みたいと思います。」と話しました。

現在シリーズランキング3位のイングランド代表が初日を3勝で終えました。初戦のケニア戦では後半14分まで同点という、どちらも引かない試合が続きましたが、マコノヒー選手のトライから勝ち越しに成功しました。これによりイングランド代表は19−12の勝利を収めています。2試合目の日本戦では26−0で破りましたが、最終の南アフリカ戦では試合を通して南アフリカ代表のセナトラ選手のスピードに圧倒されます。しかし後半14分にはキックパスからロッドウェル選手のトライへつなぎ、勝ち切ります。南アフリカ代表は2位にてカップ戦準々決勝へ進出します。注目の日本代表は南アフリカ代表、イングランド代表、ケニア代表に敗れました。ケニア戦では中野選手とヘンリー選手のトライで奮闘するも、インジェラ選手に決勝トライを奪われノーサイド。

プールCではウェールズ代表がウィリアムズ選手のハットトリックなどでフィジー代表から勝利を奪い、プールDを首位で突破しました。一方のフィジー代表はウェールズ代表に敗れるも2位でプール戦を通過しました。

プールDではアメリカ代表が2戦連続の勝利を収め1位でカップ戦準々決勝へ進出することができました。勝利した試合では、ヒューズ選手、バレット選手が活躍しました。2位でカップ戦へ進出したアルゼンチン代表は、最終のカナダ戦にて試合終了間際に17−17と同点とされチャレンジトロフィー戦へ進む可能性があったが、トライ後コンバージョンは失敗に終わり、得失点差でカップ戦へ進出しました。