12月17日(土)にマレーシア・クアラルンプールで行われたアジアラグビーU19チャンピオンシップ対マレーシア戦で、67-10でホームチームに圧勝した香港代表がワールドラグビーU20トロフィー2017の出場権を獲得する6チーム目となった。

今回の勝利で4大会連続の出場を果たす香港代表は、チャイニーズタイペイ代表を54-8で破り、さらにスリランカ代表を61-0で下すという輝かしい成績を残している。

香港代表は今年のU20チャンピオンシップを最下位で終え、U20トロフィーに降格したアジアラグビーのライバル日本代表と共に、開催国ウルグアイ代表、チリ代表、フィジー代表、そしてナミビア代表と対戦する。

大雨と雷で途中で中止となった対マレーシア戦では、勝利を飾った香港が始終試合を支配した。

香港代表ヘッドコーチ ピート・ドリューエット氏のコメント

「選手たちにとって素晴らしい一週間となりました。スタートからフィニッシュまで振り返れば、プレーヤーたちの成長ぶりは一目瞭然です。

チームは安定していました。コンディションのせいで自分たちのテンポでプレーをすることができなかった時も、プレーヤーたちは自分たちでそれを修正しなければなりませんでした」

"En el World Rugby U20 Trophy 2017 jugarán Uruguay (anfitrión), Japón (descendido del Championship), Chile (Sudamérica Rugby), Hong Kong (Asia), Fiji (Oceanía) y Namibia (África). Faltan definir los representantes de Europa y Rugby Americas North."

Los clasificados

トロフィー大会、選手育成のカギ

 U20トロフィー2016ジンバブエ大会で、開催国を44-40で下し、香港代表を大会史上初の白星に導いたドリューエットヘッドコーチは、選手たちの育成に対して、本大会がもたらす影響について語った。

「ここ数年にかけて、トロフィーでプレーすることは選手たちの発展に大きく貢献してきました。より高いレベルで戦うことで、プレーヤーたちはハイパフォーマンスの設置での振る舞い方や、フィールド上はもちろん、その他でも自分たちの管理やシニアレベルの国際大会に出場する際に求められるコンディショニングのレベルなどを理解することができます。

コーチとしては、トロフィー大会に出場した後の方がうまくプレーヤーたちを評価することができます。選手たちがどのようにプレッシャーに耐え、大会の設定でどのような反応をするのかなどを確認することができます。

これらの大会は選手たちの成長に繋がるパズルのようなものです。努力を重ね、チャンスをつかむことができれば、プレーヤーたちは大きな飛躍を遂げることができます。」

チャイニーズタイペイは準優勝で大会を終え、スリランカは3位に終わり来年の出場枠を堅持することに成功した。一方、マレーシア代表は来年の大会では、エリートレベルからディビジョン1に降格することが決定した。