12月9日より17日にかけて行われる女子ラグビーワールドカップ2017(WRWC 2017)アイルランド大会のアジア/オセアニア予選で、来年の大会に出場する最後の2カ国(計12チーム)が決定される。香港で開催される大会では、香港代表、フィジー代表、そして日本代表の3チームがWRWCの最後の2枠を争う。

大会の上位2チームは女子ラグビーワールドカップ2017アイルランド大会出場権を獲得する。優勝したチームはアジア/オセアニア1として、カナダ代表、ニュージーランド代表、そしてウェールズ代表と同じプールAに進む。準優勝チームはフランス代表、アイルランド代表、そしてオーストラリア代表と同じプールCに、アジア/オセアニア2として加わる。 

アジア/オセアニア予選大会の試合日程は以下のとおり:

  • 12月9日(金)香港代表 v フィジー代表
  • 12月13日(火)日本代表 v フィジー代表
  • 12月17日(土)香港代表 v 日本代表

準備万端の香港代表

チーム史上初のワールドカップに出場すれば、女子ラグビーにおける香港代表の躍進が確認できると話す、女子香港代表率いるジョー・ハルヘッドコーチはつぎのようにコメントした。「本大会は現在のメンバーにとって、今までプレーしたことのないレベルを象徴します。フィールドで全力を出して戦う選手たちが必要です。新しい若手選手と、セブンズで活躍し、経験を豊富に持つベテラン選手のコンビネーションが今はちょうど良いです。」

「ワールドカップに参加することは一生に一度の経験であり、他では味わうことができません。出場権を獲得すれば、メンバーの全員が常に全てを出し切って戦います。フィジーは大きくて強いチームなので、油断はできません。」

"Going to a World Cup is an experience you will never replicate in any other part of your life. When and if we get there, these girls will give their heart and soul to every minute of that and that is all that you can ask of them"

Hong Kong Women's head coach Jo Hull


 

WRWC 2017 アイルランド大会の出場権獲得を目指す香港代表にとって、フィジー代表は大きな壁として立ちはだかる。上位2チームが予選を通過する本大会では、フィジー代表を下せば、アイルランドに向けた大きな一歩になる。