11月14日(月)にワールドラグビーがストラテジー内容の改訂詳細を発表した。ストラテジー内容の改訂はラグビーワールドカップ2019日本大会と東京オリンピック2020の大舞台に向けて、ラグビーの普及を支援し、人気の上昇を維持することを目指して考案された。
本プランはメンバー協会や地区アソシエーションを含むグローバルなラグビーコミュニティとの検討を経て発行された。ワールドラグビーは3つの大黒柱を使ってミッションの実現を目指す:
- Protect(守る) - プレーヤー・ウェルフェア(選手の身の安全)のノウハウを駆り立て、ラグビーの精神とコアバリューを推進と保護に務める。
- Grow(普及) - グローバルに参加率を上げていきながら、商業的価値を最大限に引き出す。国際ラグビーにおける財務健全度を上げる。
- Inspire(インスパイア) - オリンピックによる正式競技としての採用の成功をとおして、インスピレーションと素晴らしいリーダーシップを発揮する。
2020年に向けて大いなる目標を含むワールドラグビーのストラテジックプランは以下の項目に基づく:
- ワールドラグビーはプレーヤー・ウェルフェアのノウハウ(脳震盪における教育、防止、管理、研究)における先駆団体として認められている。
- トップレベルのラグビー大会がワールドラグビープレーヤー・ウェルフェアプログラムを適用
- ラグビーの人格修養に貢献するコアバリューを反映するよう、常にワールドラグビー規則・プロトコルが従われていることを保証する
- 2020年までに競技者数が1,100万人(400万人の登録選手を含む)に達する
- ラグビーワールドカップ2019日本大会の余剰金額は2015年イングランド大会の60%を目標とする
改訂されたストラテジープランは英語、フランス語、スペイン語でご覧になれます。
ワールドラグビー会長 ビル・ボーモント氏はつぎのように話した。「好調にあるラグビーは数多くの記録を破り続けている。共通のミッションをとおして、2009年に初めてプランが発表されて以来、競技者の参加率は2倍に増加し、記録破りのラグビーワールドカップ大会の開催やオリンピックの正式競技に採用されるなどを成就してきました。」
「成功しているときこそが調整や変化に最適なときです。ラグビーワールドカップ2019日本大会までに、そしてそれ以降も競技の普及と拡大を優先しなければなりません。全てのレベルにおいて、イノベーションを促しながら選手たちの身の安全を守り、インテグリティ(品位)を推進して次世代の選手やファンたちにラグビー精神を伝えることを目指しています。改訂されたストラテジーはフィールド内外でさらなる推進力をもたらすことでしょう。」
「本プランはラグビーによる、ラグビーのための戦略プランです。ラグビーファミリーの方全員にとって、ラグビーがあらゆる人々を受け入れる競技でい続けるよう、メンバー協会と6地区のアソシエーションと協力することを心待ちにしています。」