11月1日（火）にワールドラグビーが11月13日（月）ヒルトン・ロンドン・メトロポールで開催されるワールドラグビーアワード2016で表彰される男女最優秀選手賞を含むラグビーアワードの受賞候補者を一部発表した。
本年度のワールドラグビーアワードでは、リオデジャネイロオリンピックのデビューをもって 歴史的推進を果たしたラグビー競技のサクセスが祝福される。
オリンピック女子セブンズ大会では王者となったオーストラリア代表の金メダリスト、シャーロット・キャスリックがワールドラグビー女子セブンズ年間最優秀選手賞候補に選ばれている。さらには、イングランド・イギリス代表のキャプテンとして活躍したエミリー・カラット選手と、HSBCワールドラグビー女子セブンズシリーズ2015-16でトップトライスコーラーに輝いたニュージーランド代表のポーシア・ウッドマンも候補名簿に名を挙げている。
HSBC協賛ワールドラグビー年間最優秀セブンズ選手賞の候補には、フィジー代表を史上初の金メダルに導いたオセア・コリニサウが候補に選ばれている。ビリミ・バカタワ（フランス代表）と、2015-16年シリーズ大会では合計66トライを記録したシアベロ・セナトラ（南アフリカ代表 ）も候補に選ばれている。
リオデジャネイロオリンピックで金メダルを獲得したセブンズフィジー代表に加えて、シックスネーションズでグランドスラム優勝を果たしたイングランド代表と、ラグビーチャンピオンシップの王者に終わったニュージーランド代表がチーム・オブ・ザ・イアー（年間最優秀チーム賞）の候補に推奨されている。
ワールドラグビーコーチ・オブ・ザ・イヤー（最優秀監督賞）には、セブンズフィジー代表をオリンピック初の金メダルに導いたベン・ライアン氏、イングランド代表の監督に就任し、元日本代表のヘッドコーチを務めたエディー・ジョーンズ氏、そしてニュージーランド代表率いるスティーブ・ハンセン氏の3名が推奨されている。
本年度のワールドラグビー年間最優秀新人選手賞に推奨された候補者は全員がワールドラグビーU20チャンピオンシップの出場経験を持つプレーヤーである。候補名簿に名を挙げたのはイングランド代表のマロ・イトジェ選手とニュージーランド代表のアーディー・サベア選手とアントン・レイナートブラウン選手の3名である。
2015年はネヘ・ミルナースカッダー選手（ニュージーランド代表）が受賞した年間最優秀新人選手賞に選ばれるには、シニア国際ラグビーの経験が一年未満であることが必須条件となります。
国際ラグビー選手会（IRPA International Rugby Players’ Association）トライ・オブ・ザ・イヤー（年間最優秀トライ賞）の候補には、シックスネーションズ対イタリア戦でアイルランド代表ジェイミー・ヒースリップ選手が決めたトライに加え、日本代表の茂野 海人が6月に対スコットランド戦で決めた一本が推奨された。3本目の候補には、ニュージーランド代表TJペレナラがアルゼンチン代表を相手に決めたトライだ。
ワールドラグビーレフリーアワード候補者のジェローム・ガルセス（フランス）とアランブラ・ニエバス（スペイン）は2年連続のノミネートとなる。その他、ラスタ・ラシベンゲとヤコ・パイパーの南アフリカ人2名も候補として推奨されている。
ワールドラグビー、ビル・ボーモント会長はつぎのように話した。「ワールドラグビーアワードでは、ラグビーにおける素晴らしさ、世界の頂点に立つプレーヤー、コーチ、そしてチームの優秀さを確認する場です。この一年間で、フィフティーンズとセブンズの両方において男子女子のトップチームは実に素晴らしいパフォーマンスを発揮してきたので、2016年のアワーズの投票は僅差の結果となりました。推奨された方のどれもが候補にふさわしい方です」
「今年はオリンピック正式競技のデビューを果たしたラグビーにとって、競技の歴史において特別な一年となりました。年間、素晴らしいパフォーマンスを発揮してきた選手たちがほとんどなので、最優秀セブンズ選手賞の受賞者を定めるのは特別難しい決断になるでしょう。個人的には、ラグビーにとって素晴らしい12ヶ月間を振り返ることを心待ちにしております」
ワールドラグビー男子・女子年間最優秀選手賞の候補たちは、11月7日（月）に発表される予定である。
ワールドラグビーアワーズに関する詳しい情報はwww.worldrugby.org/awardsからご確認ください。
ワールドラグビーアワーズ2016のチケットは現在も販売中です。
- 大人：£195
- 同会場で11月14〜15日まで開催されるワールドラグビーコンファレンス・展示会（ConfEx）出席者：£150
- 10名分のテーブルの予約：£1,500
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ワールドラグビーアワード 候補一覧
ワールドラグビーHSBCセブンズプレーヤー・オブ・ザ・イヤー（HSBC年間最優秀セブンズ選手賞）
オセア・コリニサウ（フィジー代表）
シアベロ・セナトラ（南アフリカ代表）
ビリミ・バカタワ（フランス代表）
ワールドラグビー HSBC女子セブンズ年間最優秀選手賞
シャーロッット・カスリック（オーストラリア代表）
エミリー・スカラット（イングランド代表）
ポーシア・ウッドマン（ニュージーランド代表）
ワールドラグビー チーム・オブ・ザ・イヤー（年間最優秀チーム賞）
イングランド代表
セブンズフィジー代表
ニュージーランド代表
ワールドラグビー コーチ・オブ・ザ・イヤー（年間最優秀監督賞）
スティーブ・ハンセン（ニュージーランド代表）
iエディー・ジョーンズ（イングランド代表）ベン・ライアン（セブンズフィジー代表）
ワールドラグビー年間最優秀新人選手賞
マロ・イトジェ（イングランド代表）
アントン・レイナートブラウン（ニュージーランド代表）
アーディー・サベア（ニュージーランド代表）
IRPA トライ・オブ・ザ・イヤー（年間最優秀トライ賞）
ジェイミー・ヒースリップ （アイルランド代表v イタリア代表）
茂野 海人（日本代表vスコットランド代表)
TJ ペレナラ（ニュージーランド代表vアルゼンチン代表）
ワールドラグビー レフリーアワード
ジェローム・ガルセス（フランス）
アランブラ・ニエバス（スペイン）
ヤコ・パイパー（南アフリカ）
ラスタ・ラシベンゲ (南アフリカ)