10月25日(火)にワールドラグビーが International Games Broadcast Services (IGBS)を日本で行われるアジア初開催のラグビーワールドカップ(RWC)2019のホストブロードキャスターに決定したことを発表した。

世界的なイベントのブロードキャスターとしての経験を持つIGBSは、HBSとIMGとパートナーシップを組んでいて、世界最大のスポーツイベントの一つでもあるRWC2019日本大会の放送においては、世界各国のライツホルダーブロードキャスターに情報提供したり、製品刷新やコンテンツ制作を担当する。

記録塗り替える視聴率と観戦者数に達した、大会史上最大のイベントとなったRWC2015イングランド大会の成功は、競技の普及に大きく貢献した。3年後に迫っているアジア初のラグビーワールドカップの舞台となる日本では、大会に向けた関心度と期待は膨らみ続けている。

ワールドラグビー ビル・ボーモント会長のコメント 

「RWC2015は、ラグビー放送におけるイノベーションの基準を一段と上げました。RWC史上最大の大会となったイベントで世界中のファンに忘れられない瞬間を数多く配信しました。」

「特にアジア地区では、IGBSと共同で、ファンにとって素晴らしいサービスをお送りし、ラグビー競技にとって拡大に繋がるであろう素晴らしい大会に貢献することを非常に楽しみにしております。」

IGBS グレイアム・フライ議長のコメント

「世界中でメジャーなスポーツイベントでの活動の経験、そして日本に関する知見を持つ私たちは、IMGとHBSとのパートナーシップを通して、独自のラグビー知識と放送に関する知識を提供します。それぞれ専門知識を持つ、非常に有能なチームを持っています。」

「RWC2015は国際的な成功をおさめました。特に南アフリカ代表とのオープニングマッチで日本代表が大金星を飾ったこともあり、日本国民を魅了して、日本という国全体にとっては特別な大会となりました。」

ワールドラグビーの日本国内におけるライツホルダーブロードキャスターの決定プロセスは現在も進行中である。大会の開幕が3年後に近づくなか、より多くのファンがラグビーの放送と関われるように、さらに新しいファンをインスパイアするために、最も適したプラットフォームを提供するという方針で現在も検討が続いている。