10月1日の第1週目週末にアルゼンチン・ブエノスアイレスでワールドラグビー団体の会議の開催が予定されている。

ラグビー競技の普及と発展に向けた戦略が検討される本会議では、ワールドラグビーの執行部、地域委員会、監査部やラグビーワールドカップ委員会がビル・ボーモン会長とアグスティン・ピショ副会長が対面する。
 
アルゼンチンで開催される会議では、オリンピックで正式競技として採用されたラグビーセブンズの成功を裏に世界的に拡大しているラグビー競技について、ワールドラグビーはさらなる発展と普及をもたらす戦略を検討し、ラグビーファミリーをグローバルに拡大させるミッションに向けたストラテジーを考案する。
 
本会議では、現在世界中の大会で試行中の競技規則、プレーヤー・ウェルフェア(選手の身の安全)や損傷防止ストラテジー、競技の普及やハイパフォーマンスに関するストラテジー、リオデジャネイロオリンピックにおけるラグビーセブンズの調査、ラグビーワールドカップ2019日本大会に向けた準備の過程、そしてラグビーワールドカップ2023年の招致プロセスなど、その他グローバルなラグビーイベントの検討が予定されている。
 
ワールドラグビー ビル・ボーモン会長のコメント
「現在ラグビーは男性、女性、そして子供たちの間で記録的な拡大を遂げています。常に前を向いて、全てのレベルにおけるプレーヤー・ウェルフェアに連なる戦略を押し続け、協会やプレーヤーたち、そしてファンの皆さまに世界的なイベントを届けながら、頼れる健全な土台を作りあげることを優先しなければなりません。」

「ワールドラグビーにとって、委員会の会議は団体の活動の重要なプロセスであります。ブエノスアイレスのメンバーと力を合わせて話を進めることを心待ちにしています。」

ワールドラグビー アグスティン・ピショ副会長のコメント
「アルゼンチンでワールドラグビー会議を開催することができ非常に嬉しく思っております。全てのレベルにおける競技の発展に向けた詳細を同僚たちと共に話し合うことを心待ちにしています」
 
アルゼンチンラグビー協会(Unión Argentina de Rugby)のカルロス・アラウージョ会長は「アルゼンチンラグビーがワールドラグビーを迎え入れられることは光栄です。世界的な競技の発展に向けた重要な会議のホストとして、私たちを指定したビル・ボーモン会長にお礼を申し上げます」 と話した。