8月27日(土)にナミビア・ウィントフックでジンバブエ代表を42-29で下したナミビア代表、ワールドラグビーU20トロフィーでアフリカ代表して、5大会連続の出場権を獲得した。

8月14日(水)には、64-0でチュニジア代表に圧勝し、決勝戦に進出したナミビア代表は、アリスター・ミラーとモランゼル・ストラウスのトライで対ジンバブエ戦も好スタートを切った。しかし、ジンバブエ代表は攻撃の隙を逃さず、17-14とハーフタイムはジンバブエのリードで迎えた。

後半はセカンドローの活躍でナミビア代表が28-17と逆転に成功するも、ジンバブエは積極的な反撃で29-28と一点差まで追い詰めた。試合の行方が曖昧なまま時計の針は刻々とフルタイムに迫るなか、途中出場のサム・クバレとスナイマン・バンデルワルトが試合終了間際にゴールラインを割り、ナミビア代表が勝利をつかんだ。

U20ナミビア代表のロジャー・トンプソンヘッドコーチは「対ジンバブエ代表戦では、60分間ほど相手は全てを投げかけてきていた。アフリカでもラグビーが拡大していることは明確だ。」と話した。トンプソンヘッドコーチはさらに「アフリカのラグビーは生きている。今日のエキサイティングな試合は、アフリカラグビーの素晴らしい宣伝となった」と加え、「相手として、ジンバブエに対するリスペクトは重大であり、苦戦になることは予期していた。ハーフタイムでリードをされたときは、集中して自分たちのプレーを改善しなければならないことがはっきりとわかった」

ナミビア代表の躍進

ジンバブエ代表に27-26と惜敗を喫したケニヤ代表は、24-17でチュニジア代表を下し3位で大会を終え、2017年大会でもディビジョンAに残る保証を得た。

一方、2大会に分けられたディビジョンBで好成績を残したマダガスカル代表が、来年の大会でチュニジア代表に代わってディビジョンAで戦う。

ジンバブエで開催されたU20トロフィーでは、4位で終わりチームベストを更新したナミビア代表は、昨年のU20チャンピオンシップ2016マンチェスター大会で最下位で終わり、U20トロフィーに降各した日本代表に並んで大会に出場する。

大会の開催国は、地区予選が終了した際に発表される。

 

写真: The Namibian