ラグビーワールドカップ2019(RWC2019)日本大会の開幕まで残り3年のカウントダウンが迫るなか、ワールドラグビーはRWC2019のゼネラルマネージャーとしてオーストラリア出身のロブ・アバーネシー氏を任命しました。ロブ・アバーネシー氏は、東京を拠点に大会組織委員会と共に、大会へ向けた準備を進めていきます。

2000年シドニーオリンピック、2002年コモンウェルス大会、2003年ラグビーワールドカップ、2012年ロンドンオリンピックを含む大イベントで活躍した経験を持つロブ・アバーネシー氏は、RWC2019でも欠かせない存在となりそうです。

ロブ・アバーネシー氏は数年にわたってアジアでの活動を続けています。現在はシンガポールスポーツハブで代理理事長を務めており、今回の就任にあたってシンガポールから来日します。かつてはオーストラリアで水泳の代表選手だったロブ・アバーネシー氏は、ワールドチャンピオンシップでメダル獲得の成績を誇り、アスリートとしての輝かしい経歴を持っています。

ロブ・アバーネシー氏は「アジア初のラグビーワールドカップを運営する組織に加わることができて光栄です。JRFU、RWC2019組織委員会、そしてその他のパートナーたちと力を合わせて、素晴らしい大会の開催に、私も貢献できることを心待ちにしています。(RWC2019は)観客にとって非常にエキサイティングな大会となり、日本のラグビーファンにとって忘れられないイベントになるに違いありません。」と語った。

ラグビーワールドカップ統括責任者のアラン・ギルピン氏は「RWC2019はラグビーにとって革新的なイベントになることが期待できます。史上初のアジアでの開催は、ラグビーという競技の伝統国以外での普及を促進させる機会となります。」と加えました。