モロッコ・カサブランカで開催中のラグビーアフリカディビジョン1C大会では、開催国のモロッコ代表に加えて、モーリシャス代表とナイジェリア代表が総当たり戦で戦う。

大会の優勝者は来年のディビジョン1B大会に昇格し、RWC2019の予選プロセスでの出場権争いを続けることとなる。

ラグビーワールドカップ2019予選プロセス>>

ラグビーアフリカの会長、アブデラジズ・ブージャ氏は次のように話した。「モロッコラグビーフットボール協会が本予選を開催していることを嬉しく思っています。本予選をもって、モーリシャス代表とナイジェリア代表チームをもてなし、素晴らしい大会の運営に協力してくれたモロッコラグビーフットボール協会に感謝の言葉を伝えたいです。」

「カサブランカでRWC2019™へ向けての第一歩を踏み出した本大会は、ラグビーアフリカにとって重要なマイルストーンとなります。RWC 2019はラグビーを拡大させ、競技をアフリカ中に広めるチャンスです。アフリカ各地の人々を鼓舞し、より多くの人に競技に参加してもらいたいです。」

ワールドラグビー新会長のビル・ボーモント氏は「素晴らしい大会となったラグビーワールドカップ2015の記憶がまだ鮮明に残るなか、2019年の日本大会に向けてのアフリカ地区予選がキックオフすることは非常に楽しみです。本予選プロセスは、出場国のチームに大会出場を成し遂げる確実なチャンスを与え、選手やチームにとって忘れられない瞬間を共有し合う場にもなります」とコメントした。

ボーモント氏はさらに「ラグビーワールドカップは本大会に出場する20チームだけではなく、予選に参加するワールドラグビーに加盟しているすべてのチームを巻き込んだ大会です。素晴らしい大会の重要な項目である本予選を開催しているラグビーアフリカとモロッコラグビーフットボール協会に感謝の言葉を伝えたいです」と加えた。

RWC2015イングランド大会の各プール戦でトップ3となった計12チームはすでにRWC 2019日本大会の出場権を獲得している。残りの8チームは各地区予選大会とプレーオフを含む予選プロセスによって決められる。また今大会初となる、独立した敗者復活最終予選(総当たり戦)によって最後の出場チームが決定され、2018年11月にはすべての出場チームが発表される。RWC 2019 出場チームのプール組分け抽選会は2017年5月に日本で開催される。
(予選免除となったチーム:ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカ、アルゼンチン、アイルランド、スコットランド、フランス、ウェールズ、ジョージア、日本、イングランド、イタリア)


 

ラグビーアフリカディビジョン1C 試合日程: (現地時間 GMT +0)

7月10日(日)17:00: モロッコ代表 vs モーリシャス代表(カサブランカ・COC スタジアム)
7月13日(水)17:00: モーリシャス代表 vs ナイジェリア代表(カサブランカ・COC スタジアム)
7月16日(土)17:00: モロッコ代表 vs ナイジェリア代表(カサブランカ・COCスタジアム)