6月28日(火)にリオデジャネイロでリオオリンピック2016男子・女子セブンズのプール組分け抽選会がおこなわれた。

92年ぶりに正式競技として大舞台で輝くセブンズのプール組分け抽選会は、女子セブンズ敗者復活トーナメントに続いて、開催都市で行われた。

8月6〜8日にデオドロオリンピックパークで開催される女子セブンズのプール Aには、『HSBCワールドラグビー女子セブンズシリーズ』を優勝した第1シードのオーストラリアに加え、アメリカ、フィジー、コロンビアを含む。

ダブリンでおこなわれた敗者復活トーナメント(オリンピック最終予選)の決勝戦でロシアを下し、オリンピック出場の夢をつかんだスペインは、同じプール Bライバルのニュージーランド、フランス、そしてケニヤと対戦する。

一方、8月9〜11日に同じ会場で開催される男子セブンズのプール A には優勝候補のフィジー、アメリカ、そして南米同時の宿敵でもあるアルゼンチンとブラジルがいる。強豪揃いのプール B には、南アフリカ、オーストラリア、フランス、スペインがいる。プール B では、ニュージーランド、イギリス、ケニヤ、日本と、容易に勝ち抜けるグループではない。

男子・女子セブンズでは、各プールの上位2チーム、そして3位チーム2組が準々決勝に進出する。

試合日程は後に発表される。

【女子セブンズ大会】 8月6日(土)〜8月8日(月)  

プール A プール B プール C
オーストラリア (1) 
アメリカ (6)
フィジー (7)
コロンビア (12)
ニュージーランド (2)
フランス (5)
スペイン (8)
ケニヤ (11)
カナダ (3) 
イギリス (4)
ブラジル (9)
日本 (10)

※( )内の数字はシード番号

【男子セブンズ大会】 8月9日(火)〜11日(木) 

プール A プール B プール C
フィジー (1)
アメリカ (6)
アルゼンチン (7)
ブラジル (12)
南アフリカ (2)
オーストラリア (5)
フランス (8)
スペイン (11)
ニュージーランド (3)
イギリス (4)
ケニヤ (9)
日本 (10)

※( )内の数字はシード番号

オリンピクでのラグビーセブンズに関する詳しい情報はこちら>>

リオデジャネイロオリンピックセブンズ大会のチケット情報はこちら>>

プール組分け抽選会に出席したワールドラグビー会長、ベルナール・ラパセ氏はつぎのように話した。「本日の抽選会はリオデジャネイロオリンピック2016における7人制ラグビーの道のりの重要な標石を象徴します。プール組分けの発表は、チームおよびファンのみなさんが感じる大会に向けての期待と楽しみを高めます」

7月1日より新会長として就任するビル・ビューモン氏は「セブンズのトップ選手たちはオリンピック選手として自国、そしてこの競技を代表してオリンピックの舞台に立つことを心待ちにしています」とコメントした。

「(セブンズが)リオデジャネイロオリンピック2016全体のハイライトになることを期待しています。世界中の新しい観衆にこの素晴らしい競技をお届けし、次世代に向けて、ラグビーに参加するようインスパイアすることには違いありません。今はラグビーに参加するのに最適な時期であり、メンバーユニオンはこの機会をもってラグビーをグローバルに普及させることに務めています」

「いよいよ残り1ヶ月となるなか、特別なセブンズ大会を期待しています。ダイナミックで人格修養に貢献するこの競技は大舞台で輝きます」