• リオデジャネイロオリンピック2016最終予選、8カ国が最後の1枠を争う
  • サモア代表を下し、アイルランド代表がプールAのトップに浮上
  • ドイツ代表、番狂わせの勝利でカナダを破りプールBで1位に
  • 第2節の準々決勝はスタード・ルイ・ドゥで開催される

6月18日(土)に開幕したモナコセブンズ男子敗者復活トーナメントでは、アイルランド代表とドイツ代表が輝かしいパフォーマンスでチャンピオンシップカップの準々決勝進出を果たした。

リオデジャネイロオリンピック20167人制ラグビーの最終枠を賭けたモナコセブンズ大会で、HSBCワールドセブンズシリーズのコアチームであるカナダ代表を、ドイツ代表が21-19で番狂わせの勝利を挙げ、全勝でプールBのトップに終わった。一方、アイルランド代表はHSBCセブンズシリーズパリ大会の優勝者、サモア代表を27-21というスコアで破り、無敗でプールAの首位に立った。

ロシア代表と香港代表も無敗で大会の第1節を終え、それぞれプールCとプールDのトップを飾った。一方、サモア代表、カナダ代表、モロッコ代表、そしてスペイン代表は2位通過で準々決勝に進む。

チャンピオンシップカップ準々決勝戦

チャレンジトロフィー準々決勝戦



各プールの3位・4位チームはティア2、チャレンジトロフィーに臨む。

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強豪国揃いとなったプールA(サモア、ジンバブエ、トンガ、アイルランド)では、アイルランド代表が優勝候補のサモア代表を破り、全勝でプールのトップとなった。サモア代表は2位通過で準々決勝に進出。

アイルランド代表のトム・デイリーキャプテンは「チャンピオンシップカップ準々決勝進出を目指して今大会に臨み、それを実現させることができた。今までの進歩を誇りに思っている」とコメントした。

大会1日目はスリランカに42-5で快勝し、さらに22-14でウルグアイを下したドイツ代表は、トップシードのカナダ代表を破り、全勝でプールBの首位に浮上した。

1位通過を逃したカナダ代表は、引き続き出場権を狙って2日目に挑む。

カナダのジョン・ムーンライトキャプテンはつぎのように話した。「明日はパフォーマンスを上げないといけない。競争率が高い大会なので、集中力を落とさないで積極的に試合に臨まなければならない」

26-19というスコアでモロッコ代表を下したロシア代表は、プールCの勝者としてチャンピオンシップカップ準々決勝進出を果たした。2位通過のチリ代表も同様に、チャンピオンシップカップの準々決勝に出場する。

香港代表はメキシコ代表、韓国代表そしてスペイン代表を下し、大会初日から好スタートを切った。

準々決勝でサモア代表と戦う香港代表のトム・マクイーン選手は「無敗で通過することが目標だったので非常に嬉しく思っている。明日のサモア戦はタフな試合になるが、待ち遠しい」と話した。