ウズベキスタンに到着したラグビーワールドカップの優勝杯、ウェブ・エリス・カップ(Webb Ellis Cup)はアジアラグビーチャンピオンシップ ディビジョン2の大会中、首都のタシケントで展示されることになった。アジア地区のラグビーワールドカップ2019日本大会の第一予選である本イベントでは、開催国のウズベキスタン代表、アラブ首長国連邦代表、グアム代表、そしてタイ代表がディビジョン1への昇格を争う。

ウズベキスタンのラグビーファンにとっては、タシケントのスタジアム・ダストリックにて有名なウェブ・エリス・カップを目にすることができる機会となる。今回の短期ツアーでウェブ・エリス・カップは学校などの公共の場所を巡る。

ワールドラグビー会長のベルナール・ラパセ氏は次のように話した。「ラグビーの象徴であるウェブ・エリス・カップが世界中のラグビーファンにとって手に届く存在であることは非常に大切なことです。ウズベキスタンのラグビーファンたちは世界中のラグビーファンと同じレベルの情熱を見せてくれています。」 

「ラグビーワールドカップ2015イングランド大会が鮮明に記憶に残っているところで、ラグビーワールドカップ2019日本大会のアジア予選をキックオフすることができて非常に嬉しく思っています。本予選プロセスの重要点は、フルメンバーとして加盟している各国協会であればどの協会でも、ラグビーワールドカップ2019日本大会という大舞台に立てる可能性があるということです。ラグビーワールドカップ2019日本大会の予選通過を目指して、飛躍的に成長する協会は数多いことでしょう。」

「ウズベキスタン、タイ、グアム、そしてアラブ首長国連邦が日本大会に出場するかどうかは現時点では言えませんが、出場の可能性があるということが重要な点です。ラグビーワールドカップは出場国の20チームだけでなく、 全てのメンバーとして加盟している各国協会を巻き込んだ大会です。アジアラグビーそして本大会アジアラグビーチャンピオンシップ ディビジョン2を開催しているウズベキスタンラグビーフットボール協会(URF)に感謝の言葉を贈ります。」

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ラグビーワールドカップ 2019組織委員会の事務総長嶋津昭氏は「ラグビーワールドカップ 2019 組織委員会と開催都市は予選プロセスが開始したことで盛り上がっています。ラグビーワールドカップ2019日本大会に参加する全てのチームとファンのみなさんを熱く歓迎します。ラグビーワールドカップ2015イングランド大会では視察を行い、引き継ぎを受けてきました。私たちはアジア初のラグビーワールドカップを開催するための新たな準備段階に入ることにとても感激しています。誰もが誇りに思うことができる画期的な大会にするために努力していきます。」

  

Superb try secures late win for Hong Kong v Korea | Asia Rugby Championship
Thanks to a superb late try by fly-half Ben Rimene, Hong Kong clinched a tense 34-27 victory against Korea in Incheon to take second place in the Asia Rugby Championship!

ラグビーワールドカップ2015イングランド大会プール戦で、各プール戦のトップ3となった計12チームはすでにラグビーワールドカップ2019日本大会の出場権を獲得している。残りの8チームは各地区予選大会とプレーオフを含む予選プロセスによって決められる。また今大会初となる、独立した敗者復活最終予選(総当たり戦)によって最後の出場チームが決定されて、2018年11月にはすべての出場チームが発表される。プール組分け抽選会は2017年5月に日本で開催される。