ラグビーワールドカップ2019日本大会には20チームが出場します。RWC2015イングランド大会の各プール戦で上位3位に入ったチーム(計12チーム)は予選免除で自動的に出場権を獲得しました。

 残る8チームの出場権は、各地区予選または地区を越えたプレーオフや敗者復活予選によって決定しました。

 2016年3月5日(土)アメリカズ・ノースチャンピオンシップ2016が、セントビンセント及びグレナディーン諸島(通称セントビンセント・グレナディーンズ)にて開催されたことで予選は開幕しました。2018年11月に敗者復活予選が行われて、最後の出場チームが決定しました。



RWC2019日本大会 予選について

  • 12チームが自動的に出場権を獲得 RWC2015イングランド大会の各プール戦で上位3位に入ったチーム(計12チーム)は自動的に出場権を獲得しました。
    ニュージーランドオーストラリア南アフリカアルゼンチンアイルランドスコットランドフランスウェールズジョージア日本イングランドイタリア
  • ヨーロッパ地区予選(1枠:ヨーロッパ地区代表) 2018年のヨーロッパラグビーチャンピオンシップ(ヨーロッパ選手権)で、ジョージアを除いた最上位のチームであるロシアが「ヨーロッパ地区代表」としてRWC2019出場権を得ました。ジョージアを除いた2位チームであるドイツが、ポルトガルとのヨーロッパ地区予選に出場しました。勝利チームとしてドイツが、ヨーロッパ・オセアニアプレーオフ予選に出場しました。 ※2017年のヨーロッパラグビーチャンピオンシップにはジョージアルーマニア、スペイン、ロシア、ドイツ、ベルギーが出場しました。
  • オセアニア地区予選(2枠:オセアニア地区第1代表、オセアニア地区第2代表)2016年~2017年にわたって実施されたパシフィックネーションズカップの上位2チームであるフィジーが「オセアニア地区第1代表」として、トンガは「オセアニア地区第2代表」として、RWC2019出場権を得ました。3位になったサモアヨーロッパ・オセアニアプレーオフ予選に出場しました。
  • ヨーロッパ・オセアニアプレーオフ予選(1枠:ヨーロッパ・オセアニアプレーオフ勝者) 2018年、ヨーロッパ地区予選2位チームであるドイツとポルトガルが対戦しました。勝利チームとしてドイツが、パシフィックネーションズカップ3位チームであるサモアと対戦しました。勝利チームとしてサモアが「ヨーロッパ・オセアニアプレーオフ勝者」としてRWC2019出場権を獲得しました。敗退チームとしてドイツは敗者復活予選に出場しました。
  • アメリカ地区予選(2枠:アメリカ地区第1代表、アメリカ地区第2代表) 2017年、カナダアメリカがホーム&アウェイ方式で対戦して、勝利チームであるアメリカが「アメリカ地区第1代表」としてRWC2019の出場権を得ました。敗退チームであるカナダは、2017年のアルゼンチンを除いた南米トップチームであるウルグアイと、2018年に対戦しました。勝利チームであるウルグアイが「アメリカ地区第2代表」としてRWC2019の出場権を得ました。敗退チームであるカナダは敗者復活予選に出場しました。
  • アフリカ地区予選(1枠:アフリカ地区代表)2018年のアフリカゴールドカップ優勝チームであるナミビアが「アフリカ地区代表」としてRWC2019出場権を得ました。2位になったケニアは敗者復活予選に出場しました。 ※2018年のアフリカゴールドカップにはナミビア、ケニア、モロッコ、チュニジア、ウガンダ、ジンバブエが出場しました。
  • アジア・オセアニア地区予選のプレーオフ 2018年のアジアラグビーチャンピオンシップで日本を除いた最上位のチームである香港が、ホーム&アウェイ方式でオセアニアカップ優勝チームであるタヒチと対戦しました。 勝利チームとして香港は敗者復活予選に出場しました。 ※2017年のアジアラグビーチャンピオンシップには日本、香港、韓国が出場しました。
  • 敗者復活予選(1枠:敗者復活予選優勝チーム) 2018年11月に敗者復活予選としてカナダ、香港、ドイツ、ケニアの4チームの総当たり戦で行われました。優勝チームであるカナダが「敗者復活予選優勝チーム」としてRWC2019の出場権を得ました。