• ラグビーワールドカップ2015(RWC 2015)は大会史上最大の総観客数を記録 
  • 英国とアイルランドでは総観客数の記録が更新された
  • RWC 2019 日本大会に向けて世界の期待は高まる一方

ワールドラグビーが英国・アイルランドでのラグビーワールドカップ2019日本大会の放映権決定プロセスを開始した。
 
ラグビーワールドカップ2015は過去最大の総観戦者数を記録した。2011年のニュージーランド大会に比べ、生中継の観戦者数が48% 増えた昨年のイングランド大会は106局の放送局をとおして世界中で自宅で試合を観戦していたファンに配信された。
 
特に高い成功率が見られた英国とアイルランドでは、市場と放送局が共にテレビ広告からの収益を報じた。世界中でラグビーへの参加率と感心がのび続けるなか、放映権に対する需要が減ることは見込まれない。
 
英国で大会を放送した ITV局はイングランド対フィジーの開幕戦、イングランド対ウェールズ、イングランド対オーストラリア、そして決勝戦でピーク視聴率を記録した。

一方アイルランドの TV3局は、アイルランド代表の全試合にわたって過去最大の視聴率に達した。さらに、2015年で最大視聴率を誇ったアイルランドテレビの番組のうち、3つがラグビーワールドカップの試合中継であった。
 
ワールドラグビーは、ラグビーワールドカップ2019の放映権の入札を検討している放送局に入札の手順に関する情報を配信し、入札に関する情報を求める放送局はジェレミー・ストーン(Jeremy.Stone@img.com)に連絡するよう呼びかけている。各放映権の獲得者は後、年内に発表される。
 
ワールドラグビーの経営責任者、ブレット・ゴスパー氏は「記録破りな大会であったラグビーワールドカップは非常に特別なイベントとなりました。大会のサクセスの中心には、大会の魅力を記録破りの視聴者に伝えた英国とアイルランドの放送局があります」

「放映権取得に関心を持つ放送局には入札のプロセスに参加するよう呼びかけています。新たな一歩を踏み出そうとしているラグビーワールドカップの2019年日本大会は実に素晴らしいイベントとなるでしょう。そんな大イベントの放送局を決めることを心待ちにしています」