• ラグビーワールドカップでは、最先端技術が選手ウェルフェアの貴重な存在となった
  • アスリートの安全を守るテクノロジー会社、CSx が頭部損傷評価技術のソフトウェア及びアプリをラグビーワールドカップ2015の出場チームに提供。頭部損傷の記録と管理プロセスの標準化及び簡略化をとおしてチーム・個人の医療スタッフをサポート
  • 脳震盪専門医と共同で、ワールドラグビーは脳震盪に関する教育、予防法、症状管理、そして研究の戦略の発展に努めている

ワールドラグビーはラグビーワールドカップ2015頭部損傷評価テクノロジーを全ワールドラグビー開催のイベントで適用する予定を発表した。

ラグビーの大舞台ではアスリートの安全を守るテクノロジー会社、CSx が頭部損傷評価技術のソフトウェア及びアプリをラグビーワールドカップ2015の出場チームに提供、頭部損傷の記録と管理を標準化及び簡略化させ、チーム・個人の医療スタッフをサポートした。

チーム・個人の医療スタッフへのメリット

  • サイドライン及びメディカルルームの医療スタッフにリアルタイムでデータを発信。比較用に、選手基準データも確認することが可能
  • 標準化された対応の手順を含む、ワールドラグビー3ステップ脳震盪診断プロセスの簡略版に基づくー 受傷の際、試合終了後、そして受傷の 36-48時間後

協定上、CSx はアプリ及びソフトウェアをとおして、脳震盪の疑いがある際、国際チームや大会関係者に使用可能な『Head Injury Assessment (HIA) 頭部損傷評価』プロセスをワールドラグビー開催の大会で提供する。

ワールドラグビー医療幹部のマーティン・ラフタリー先生は「CSx ソフトウェアはラグビーワールドカップ2015でアスリートを守るのに重要な役割を果たした。ソフトの機能は頭部損傷のケースの管理を補助し、チーム医療スタッフの手間を減らした」とコメント。

World Rugby: Player safety the game's top priority
World Rugby: Recognise And Remove

さらに「協定の内容は選手の安全を守ることが義務であるわれわれの真剣なかかわりを反映する。今後も、ワールドラグビー開催の大会やラグビー協会に最先端技術が利用できることを保証し、研究の邁進に繋がる土台作りに貢献する」と加えた。

昨年のラグビーワールドカップ2015イングランド大会で、これらの最先端技術は選手の安全を守る貴重な存在となった。CSx アプリとホークアイ動画リプレイ技術は可動性のある解決策として、サイドライン医療スタッフの頭部損傷評価、確認そして管理に役立った。

頭部損傷の専門医によって監視されたホークアイのマルチアングル・インスタントリプレイ技術は損傷のリスクにあった選手を見出す時間を削減し、チーム及び個人の担当医者をサポートした。

このようなテクノロジーは医療評価に提出されたケースの56%を察知し、退場の必要性などの判断を下すのに駆使された。

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