• ワールドラグビー、ピッチ上の公平さを守り抜くことに専念
  • 検査技術、教育宛ての資金28%増加に続いて、アンチ・ドーピング部の総支配人を新しく任命
  • 2005年をはじめに、14,000 人のエリート選手が『キープ・ラグビー・クリーン』(Keep Rugby Clean) 企画に参加

ドーピング阻止の活動を強化したワールドラグビーが、アンチ・ドーピング部の総支配人をマイク・アール氏に新しく任命したことを発表した。

インテリジェント・テスティング(検査技術)の実施と管理、また教育プログラムに15年間勤めてきたマイク・アール氏はUEFA からワールドラグビーに加わり、アンチ・ドーピング部の欠かせない存在となる。アール氏はさらにフットボール・アソシエーション (Football Association)や英国アンチ・ドーピング機構 (UK National Anti-Doping Organisation) での経歴を持つ。

世界中でラグビーに参加する人の数が記録的なペースで増えるなか、アール氏は以前から連盟のアンチ・ドーピングスタッフを導き、ラグビーの選手たちを守るためのコンプライアンス管理、インテリジェント・テスティング、アスリート用バイオロジカル・パスポート(生体パスポート)、そしてキープ・ラグビー・クリーン(Keep Rugby Clean)企画を見届ける。

ワールドラグビー会長ベルナール・ラパセ氏のコメント
「ドーピングはラグビー固有の誠意をおびやかすものである。ワールドラグビーでは競技をクリーンに保つため全力を尽くしている。世界中でラグビーの人気が上昇し続けるなか、このような重大な問題に取り組むことはわれわれの活動の可能性を広げ、検査と教育の基準をあげることに繋がる」

「2015年は教育や検査に宛てた資金を28%上昇したことを発表した。ラグビーに参加する人が空前のスケールで増えるなか、アンチ・ドーピングに時間と資金を投入し続け、積極的にそして実践的にラグビーを守り、ピッチでのプレーを公平に保つ心がけを表す。検査技術を駆使しながらバイオロジカル・パスポートプログラム、そして他言語にわたって行われる直面での教育やオンライントレーニングを重視する」

ワールドラグビーはすべてのレベルにおいての選手が栄養面で正しい決断を下せるよう、教育の基準を高めることに勤めている。教育はドーピングに対する重大な阻止力を発揮し続けるものであり、ワールドラグビー主催のイベントに参加する選手、監督、医療スタッフの全員にとって指導を受けることは必須条件である。さらに、ワールドラグビーは国のラグビーフットボール協会と協力し、 Keep Rugby Clean の教育プログラムを提供し続け、学校や低レベルチームをターゲットする企画に取り組んでいる。