南アフリカのハイネケ・マイヤー監督は27日、ジャン・デビリアス主将が26日のサモア戦で顎を骨折し、次戦以降を欠場すると明らかにした。選手生命を脅かした膝の手術から1年も経っていなかった。

マイヤー監督は「ジャンは主将だけではなく、チームで最も経験のある選手だ。彼はチームの結束力の要で、彼を失うのはとても悲しい」と話した。スコットランド戦の主将は30日に発表される。

「ジャンは昨年11月に膝をけがして以降、回復のために努力してきた。計画は思い通りにいっていたが、ラグビーは激しいスポーツで、けがは起こりえる」

34歳のデビリアスは、今までに膝に6回の手術をし、関節には人工のじん帯を使っている。

「彼は不幸にも、複数回のけがに見舞われてしまった。彼はけがと戦い続けてきており、われわれが今大会で勝ち進むには、このような闘争心が必要だ」とマイヤー監督。「大変な痛手ではあるが、10月3日のスコットランド戦に向けてチームを立て直し、集中し直さないといけない」

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