ワールドラグビーは、岩渕健輔日本ラグビーフットボール協会会長のアジアラグビー執行委員会からの一時的な解任処分について調査を行いました。

日本ラグビーフットボール協会が暫定的な解任処分の方法について正式に苦情を申し立てたことを受け、ワールドラグビーの定款に従い、ワールドラグビーが任命した規律オフィサーが審査を行いました。入手可能なすべての証拠を検討した結果、規律オフィサーは次のように結論づけました:

「岩渕氏は、20241221日から202519日の間に、アジアラグビーのEXCOメンバーが署名することを義務付けられている書類、すなわち(a)秘密保持契約書、(b)執行委員会雇用申告書、および(c)ラグビー関連活動からの収入申告書の内容に関して、アジアラグビーに問い合わせを行った。受け取った書簡から、私は岩渕氏がこの書類の性質と内容に関してまったく妥当な質問をしていることを確認した

提供された書簡に基づき、岩渕氏の質問がアジアラグビーによって適切に対処されたとは思われない。その後まもなく、岩渕氏は一時的な解任処分を受けた

要約すると、この件に関する岩渕氏の行為は、アジアラグビーの定款、会則および/または行動規範、および/またはワールドラグビー競技に関する規則第18の違反を示唆するものではない。

ワールドラグビーは、この決定をアジアラグビーと日本ラグビーフットボール協会に通知しており、岩渕氏が復職することを期待している。