HSBC SVNS 2025の出場権獲得につながるセブンズチャレンジャー2024の開幕ラウンドとなるドバイ大会の最終日、女子は中国がケニアとの決勝に進出し、19-5で勝利して優勝を飾った。3位にはアルゼンチンが入った。

 決勝はプール戦の再戦となった中国がケニアの顔合わせ。プール初戦では中国が12-17と敗れ、ケニアに軍配が上がっていたが、今回は中国が圧倒的な力を発揮して金メダルを獲得した。

 Yan MeilingとDou Xinrongが早々にトライを決めて、ケニアのSharon Aumaに5点を返されたものの、その後Chen Keyiが1トライを加えて勝利した。

 中国は12日のプール初戦以後はメキシコに64-0、チェキアに30-7と快勝で2勝1敗としてプールBをケニアに続いて突破。準々決勝でポーランドに31-10で勝ち、準決勝でウガンダに45-5と圧勝で決勝へ進んでいた。

 3位に入ったアルゼンチンは、ポーランド、ホンコン・チャイナ、パラグアイと同組のプールCを3戦全勝で抜けて、準々決勝でタイに22-12で勝利した。

だが準決勝でケニアに0-17と敗れて3位決定戦にまわり、そこでウルグアイに36-10で勝利。Marianela Escalanteがハットトリック、Micaela Pallaeroが2トライ、Mayara Genghiniが1トライを決めて銅メダル獲得に貢献した。

 女子の5位はポーランドに10-5と競り勝ったベルギー。プールAを3戦全勝と好スタートを切っていたが、準々決勝でウガンダに12-17と惜敗していた。

 7位はチェキアに31-12で勝ったタイ。9位はホンコン・チャイナに31-0で圧勝したパプアニューギニアで、11位はメキシコに12-5で勝利したパラグアイだった。

HSBCワールドラグビーセブンズチャレンジャー2024の第2ラウンドは3月8-10日にウルグアイのモンテビデオで、第3ラウンドは5月18-19日に男子がドイツのミュンヘン、女子はポーランドのクラカウで開催される。

男女とも総合順位上位4チームが5月31日-6月2日にスペインのマドリードで行われる最終プレーオフへ進出し、SVNS 2025シリーズへの昇格を懸けた戦いに臨む。