南アフリカのヘッドコーチJacques Nienaberは、10月1日日曜日にスタッド・ドゥ・マルセイユで行われるトンガ戦の先発メンバーとして12人の変更を行った。体調を戻したフライハーフのHandre Pollardは、ラグビーワールドカップ2023で初出場となり、刷新されたバッククスのメンバーに加わる。フッカーで初めての代表試合に出るDeon Fourie、オープンサイドのフランカーとしてDuan Vermuelen、右ウイングとしてユーティリティー選手のGrant Williamsが入った。
1 Ox Nche
2 Deon Fourie
3 Vincent Koch
4 Eben Etzebeth
5 Marvin Orie
6 Siya Kolisi (c)
7 Duane Vermeulen
8 Jasper Wiese
9 Cobus Reinach
10 Handre Pollard
11 Makazole Mapimpi
12 Andre Esterhuizen
13 Canan Moodie
14 Grant Williams
15 Willie Le Roux
交代要員:
16 Marco van Staden
17 Steven Kitshoff
18 Trevor Nyakane
19 Franco Mostert
20 Kwagga Smith
21 Jaden Hendrikse
22 Manie Libbok
23 Jesse Kriel
- Handré Pollardは、2022年8月にアデレードで行われたオーストラリア戦に25 ー 17で敗北して以来、直近16回のテストマッチを逃しており、今回南アフリカとして初出場することになる。彼がチームに入る代わりに、Manie Libbokがベンチ入りとなる。
- 29歳のPollardは5月にふくらはぎを負傷し、RWCのスコッド入りを逃したが、フッカーMalcolm Marxが怪我を負った際に交代要員として招集された。
- ラグビーワールドカップ2019におけるイギリスとの決勝戦で22得点を挙げ、162得点を持つ南アフリカのRWC最高得点者であるフライハーフPollardは、9月15日のレスター・タイガース対セールの試合で30分プレーし、復活を遂げた。
- 去年36歳の誕生日を目前に南アフリカ最年長者としてウェールズとの試合でテストマッチに初出場したDean Fourieは、フッカーとして先発する。アイルランド戦での本大会初めてとなるスローには成功しなかったが、89%(9回中8回)の成功率を誇るとともに、10回のタックルすべて成功している。交代要員であるMarco van Stadenは、普段バックローを担うが、今回初めてフッカーとしてテストマッチに出場することになる。
- Pollardが選ばれたことは、アイルランドへの敗北後、スプリングボクス先発メンバーへ行われた12人の変更のうちの1つとなる。セカンドローのEben Etzebeth、キャプテンSiya Kolisiおよび8番のJasper Wieseのみ、チームで同ポジションに残っており、バックラインはすべて交代となる。
- 普段8番であるDuane Vermeulenは、2018年11月フランス戦以来はじめて、スプリングボクスのオープンサイドとして先発する。これは、彼の72キャップのキャリアの中でも3回目となる。南アフリカがトンガに勝てば、彼のテストキャリアの中で50回目の勝利となる。