今秋のイングランド大会では初の準々決勝進出を目指すイタリア代表率いるジャック・ブルネルヘッドコーチがRWC2015で活躍するスコッドの31名を発表した。

 合計キャップ数1,000キャップ(平均36キャップ)を誇り、17人のフォワードと14人のバックスによって形成されるアズーリスコッドを引っ張る キャプテンに任命されたのはセルジョ・パリッセ。

パリッセと同様に100キャップ達成のベテランプロップ、マーティン・カストロジョバンニに加え92キャップ獲得のアンドレア・マージは今大会で4度目のRWC出場を飾る。一方、3桁のキャップ数を誇るマウロ・ベルガマスコはブライアン・リーマ()の記録に並んで大会5回目の出場となる。

8月24日(月)に発表されたスコッドは2ヶ月にかけて行われた選出過程の終了を意味する。一次候補選手50名からは40名が6月中旬にヴィッラバッサの合宿に参加した。

"Our ambition is to advance to the Rugby World Cup knock-out stages, a goal Italy hasn’t reached in the past editions"

Italy head coach Jacques Brunel

ジャック・ブルーネルヘッドコーチのコメント:

「イタリアのヘッドコーチとして就任して以来、チーム内のバランスを重視し、それを考慮にいれながらラグビーワールドカップスコッドのメンバーを選択しました。目標としてはプールステージを抜けることです。イタリアは今まで準々決勝進出を果たしたことがないので、その目標を達成することに全力を尽くします」

「プールステージが容易ではないことは十分に把握しています。 フランス とアイルランドの両チームはワールドラグビー世界ランキングでもイタリアを上まっていますが、2013年のシックスネーションズでは両チームを相手に勝利を奪うことができたことを覚えておくことも大事です。カナダとルーマニア戦でも決して油断はできません。両チームとも結果を出すことに必死になるに違いありません」

8月29日(土)にスコットランド戦を控えるアズーリは8月27日(木)、エディンバラに向かう。その後、大会前の最終練習試合となる9月5日(土)のウェールズ戦を前にカーディフに移動する。

9月12日に再びローマに戻るアズーリはその翌日に、ラグビーワールドカップのためロンドンへと飛び立つ。

《イタリア代表 RWC2015 スコッド》

【フォワード 17名】Matias Aguero, Martin Castrogiovanni, Dario Chistolini, Lorenzo Cittadini, Michele Rizzo, Loenardo Ghiraldini, Andrea Manici, Valerio Bernabo, Josh Furno, Marco Fuser, Quintin Geldenhuys, Mauro Bergamasco, Francesco Minto, Sergio Parisse (captain), Samuela Vunisa, Alessandro Zanni, 

【バックス 14名】 Edoardo Gori, Guglielmo Palazzani, Marcello Violi, Tommaso Allan, Carlo Canna, Tommaso Benvenuti, Michele Campagnaro, Angelo Esposito, Gonzalo Garcia, Andrea Masi, Luke McLean, Luca Morisi, Leonardo Sarto, Giovanbattista Venditti.

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