ワールドラグビーU20チャンピオンシップ2023は、今日から1カ月後の6月24日にキックオフします。パンデミック前の2019年以来、初めて復活するこの世界的な年齢別大会では、ラグビー界で最も輝く有望選手たちに加え、ゲームを強化する革新的な技術も導入されます。

  • ワールドラグビーU20チャンピオンシップ2023が、6月24日に南アフリカでキックオフ
  • チケット価格は、R35(12歳以下の子供)、R55(一般)からスタート、5月31日よりチケットマスターにて発売
  • メディア関係者対象アクレディテーション申し込みの受付を開始
  • ケープタウンのアスローンスタジアムは、ボランドスタジアムに代わり、ワールドラグビーU20チャンピオンシップの会場となり、大会の準決勝と決勝が開催される予定
  • スマートボールやTMOバンカーなど、エキサイティングな技術革新の試みを導入
  • 南アフリカで開催されるU20チャンピオンシップ(6月24日~7月14日)とケニアで開催されるU20トロフィー(7月15日~30日)のマッチオフィシャルを決定

ワールドラグビーU20チャンピオンシップ2023が6月24日に南アフリカで、U20トロフィーが7月15日にケニアのナイロビで、待望の復活を遂げます。

アルゼンチンでフランスが優勝トロフィーを掲げた2019年以来、パンデミックの影響で3年ぶりの復活となるU20チャンピオンシップの開幕戦は、1995年のラグビーワールドカップ初優勝から28周年という南アフリカのラグビー史にとって重要な日に当たります。

フランソワ・ピーナールがネルソン・マンデラ大統領からウェブ・エリス・カップを受け取り、国民を歓喜の渦に巻き込んだあの象徴的な瞬間から28年、次世代の国際選手たちは、自らの力を披露しようと意気込んでいます。

ワールドラグビーは、開幕まであと一か月を記念し、U20チャンピオンシップとU20トロフィーのマッチオフィシャル陣を発表。また、南アフリカで開催されるU20チャンピオンシップの会場変更についても発表しました。

U20チャンピオンシップのプールステージとノックアウトステージの会場は、ボーランドスタジアムに代わり、アスローンスタジアムが使用されます。アスローンスタジアムは、ケープタウン郊外のアスローンにある35,000人収容の高級サッカー施設で、ここでは準決勝と決勝が開催される予定です。

最新の試合日程はこちらでご確認ください。

U20チャンピオンシップとトロフィーは、未来の選手たちがテストアリーナ(国際試合の舞台)へ向かう道であるだけでなく、マッチオフィシャルにとっても重要なものです。2019年のU20チャンピオンシップで審判を担当したニカ・アマシュケリ(ジョージア)やジェームズ・ドールマン(ニュージーランド)など、5名がラグビーワールドカップ2023のパネルに選出されています。

U20チャンピオンシップでは、11カ国から13名のマッチオフィシャルが大会担当マッチオフィシャルとして選ばれ、U20トロフィーではさらに8名のオフィシャルが選ばれています。両大会で歴史が刻まれることになります。

U20チャンピオンシップでは、ホリー・デビッドソン(スコットランド)が女性初のレフリーとなり、ケニアで開催されるU20トロフィーでは、カット・ロッシュ(アメリカ)とプレシャス・パザニ(ジンバブエ)がその後に続きます。

また、2009年、2010年の大会に日本代表として出場した元スクラムハーフの滑川剛人が、今度は審判員として復帰します。

U20チャンピオンシップの審判陣:リュック・ラモス(フランス)、アンガス・メイビー(ニュージーランド)、ルーベン・キーン(オーストラリア)、ベン・ブレークスピア(ウェールズ)、ホリー・デビッドソン(スコットランド)、

エガン・クロス(アイルランド)、アンソニー・ウッドソープ(イングランド)、滑川丈人(日本)、モーン・フェレイラ(南アフリカ)、ダミアン・シュナイダー(アルゼンチン)、マテオ・リぺリニ(イタリア、TMO)、ベン・ブレイン(スコットランド、TMO)、マリウス・ヴァンデア・ウェスイゼン(南アフリカ、TMO.)

U20トロフィーの審判陣: シスコ・ロペス(アメリカ)、カウアン・リカルド・サントス・マリア(ブラジル)、

ロビン・カルズニアック(カナダ)、テビタ・ロコベレニ(フィジー)、カット・ロッシュ(アメリカ)、プレシャス・パザニ(ジンバブエ)、サバ・アブラシビリ(グルジア)、クレイグ・チャン(中国香港)。

ワールドラグビーのサー・ビル・ボーモント会長は次のように述べています:。「ワールドラグビーU20チャンピオンシップとトロフィーの大会が3年ぶりに開催されることは、私たちのグローバルなゲームが大いに歓迎することです。未来のラグビースターがこの舞台で輝くのを見るのは、いつも嬉しいことです。」

「U20チャンピオンシップは、ジュニア・スプリングボクスが母国で優勝した2012年の第1回大会で開催地となった南アフリカに戻っての開催という非常に象徴的な大会です。次の世代のプレーヤー達も、その時の栄光をもう一度取り戻そうとするでしょう。」

「私たちは、参加するすべてのチームが最高の準備をすることを祈るとともに、来月、南アフリカで各チームが素晴らしいラグビーを披露してくれることを楽しみにしています。」

ワールドラグビーは、U20チャンピオンシップを通して審判をサポートするために、2つの新しいテクノロジーも試行しています。「TMOバンカー」は、スーパーラグビー・パシフィックで試験的に導入されたもので、南アフリカでも導入し、審判を助け、ゲームの流れを強化し、プレーヤーウェルフェアの向上を促します。

また、ワールドラグビーは、スポータブル社およびギルバート社と提携し、U20チャンピオンシップにおいて、世界で初めてライブマッチの審判としてスマートボール 技術の試行を実施します。人工知能を利用したこのテクノロジーは、マッチオフィシャルがより迅速に正確な判断を下せるよう支援し、一般的でありながら困難なルールの多くの側面に対処するものです。

ワールドラグビーU20チャンピオンシップのチケット価格は、1日チケット(3試合)で子供(12歳未満)35ドル、一般55ドルからお求めいただけます。5月31日(水)からチケットマスター(www.ticketmaster.co.za)で販売を開始します。

ジュニアスプリングボクスのヘッドコーチ、バファナ・ヌレコは次のように述べています。 「この大会は、世界最高の有望U20選手たちを紹介するものです。サポーターの皆様は、素晴らしい3会場で、このユニークなイベントを観戦し、アクションを間近に感じ、すべての試合を楽しむことができます。」

「ホームでの試合は10年以上ぶりですが、非常に手頃な価格で観戦できるのは素晴らしいことです。全試合、できるだけ多くのファンの皆様にご来場いただきたいと思います。」

「ジュニアボクスがホームグラウンドで、家族や友人、ファンの前でプレーできることは非常に特別なことですが、サポーターの皆さんも、世界中から集まった若い選手たちが全力でプレーしている興奮を味わうことができるはずです。」

SAラグビーCEOのリアン・オーバーホルザーは次のように述べています。「私たちは、選手と観客にとって本当に忘れられない大会になるよう、関係各位と緊密に連携しています。来月、世界最高のU20選手たちを迎え、選手の家族や友人、そしてファンの皆さまを南アフリカに迎えることを楽しみにしています。」

「ワールドラグビーU20チャンピオンシップは、次世代のスプリングボクスの発掘と同時に、ラグビーの普及と発展に貢献するものと確信しています。

南アフリカで開催されるワールドラグビーU20チャンピオンシップのメディア関係者用アクレディテーションをご希望のメディア関係者は、https://wr2023media.mypass.zone    からお申し込みください。