サラ・マッセイ氏をラグビーワールドカップ2025イングランド大会開催を担当するLOC(現地運営会社:ワールドラグビーとRFUのジョイントベンチャー会社)の専務取締役に迎え、大会に向けた準備は新たな重要な節目を迎えました。

マッセイ氏の任命は、英国政府からの絶大な支援を受けての開催とのなる本大会を、女子ラグビーワールドカップ史上、最大かつ最高の大会を開催するという野望を掲げ、先日、運営組織の独立理事長にギル・ホワイトヘッド氏を迎えたことを発表したのに続くもので、ラグビーをできるだけ多くの女性たちに広げ、世界中の女性たちに影響を与え、ラグビー女子の拡大をスーパーチャージさせるものです。

スポーツ界におけるリーダーシップや国際的なイベント戦略、またプランニングなどの豊富な経験を持つにマッセイ氏の輝かしい実績は、女性たちや少女たちのためのゲームとして女子ラグビーを変え、新たなオーディエンスにとってより意味を持つ身近なスポーツにすることを目指すこの大会の野心を反映しています。マッセイ氏は、30年以上にわたりオリンピックやコモンウェルスゲーム、ラグビー、クリケット、ホッケーのワールドカップ、また国際スポーツ団体や国内のスポーツ運営団体など、スポーツ界の最高峰で活動してきました。

今回の就任は、高い評価を得た世界陸上競技選手権オレゴン22でCEOを務めたものに続くものです。世界陸上選手権オレゴン22は、放送、デジタル、ファン体験の記録を塗り替えた大会であり、今後の開催に向けて、ガバナンス、環境、社会の持続可能性に関する高い基準を打ち立てたイベントでした。その前にも、ホッケーが飛躍的に成長していた時期に、国際ホッケー連盟で7年間、イベント・マーケティング・戦略ディレクターを務め、国際テニス連盟でビジネス戦略立案と「アドバンテージ・オール」平等戦略の開発を主導しました。

ラグビーワールドカップ・イングランド大会開催準備のスピードが加速する中、開催都市や会場の選定、チケット販売、国内および国際的なレガシー戦略の最終決定など、多くの重要基礎戦略が完了する2023年5月に組織運営会社に加わることになります。

マッシー氏は次のように述べています。「ラグビーは、私の人生において常に大きな一部であり、私がスポーツ界でキャリアを積むきっかけとなったスポーツです。ラグビー・フットボール協会で仕事をしたことがきっかけとなり、変革的な大会となったラグビーワールドカップ2015大会で仕事をすることになったのです。ワールドラグビーとRFUの成長戦略に女性たちと少女たちをを前面に押し出してゲームを変えよう、という今回の大会は、2015年大会と同様、ゲームの変革を目指すものです。このことが、私がこの役職に惹かれた理由です。UKスポーツ、そして開催都市との完全なパートナーシップのもと、統一されたLOCとして、女子ゲームとラグビーをより多くの人々に広め、このスポーツをさらに次のレベルへと導く、非常に特別でインパクトのある大会を開催するチャンスを手にしたと思っています。」

独立理事長のホワイトヘッド氏は次のように加えました。「理事会を代表して、セーラ・マッセイ氏をラグビーワールドカップ2025のチームに迎えることができることを嬉しく思います。セーラのような、多くのメジャースポーツイベントの経験と専門知識、そして洞察力を持つ人物を惹きつけたということは、ラグビーワールドカップをワールドクラス以上のイベントにするんだという意思の表れです。」

「感動を呼び起こすインスパイアラーとして、モチベータ―として、また、アクセレレーターとして、イングランド2025はにわかファンや新規プレーヤーをこのスポーツに惹きつけ、平等を唱え、ラグビー界における新世代の輝ける女性たちのためにゲームを変えていきます。」