• チームキャプテンたちがニュージーランド総督 シンディ・キロ閣下より歓迎を受ける
  • 10月8日、オークランドのイーデンパークでラグビーワールドカップ2021がキックオフ
  • ラグビーファミリー最大の再結集で女子ラグビー史上最高の観客動員を見込む
  • 大会初日の目玉はオーストラリア対ニュージーランド戦
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月曜日にオークランドのスカイシティシアターで祝賀会が開催され、ラグビーワールドカップ2021ニュージーランド大会が、大会出場12チームやマッチオフィシャル、そして世界中のラグビーファミリーを正式に歓迎しました。

オークランドでは、デイム・シンディ・キーロ・ニュージーランド総督が大会参加者を正式に歓迎しました。あと5日と迫った10月8日、世界的に有名なイーデンパークで待ちに待った大会が開幕し、女子ラグビーの試合では記録的な3万人を超える大勢の観客の前でキックオフします。

世界的なパンデミックの影響により、大会開催を1年延期する必要がありましたが、ニュージーランドで開催されるラグビーワールドカップ2021は、ラグビー界最大のラグビーファミリーの再会の場として女子ラグビーの最高峰を披露し、これからのラグビー黄金の10年間の始まりを約束するまさに特別で変革の大会となります。

ニュージーランド総督のデイム・シンディ・キーロ閣下は次のように述べました。「待ちに待ったラグビーワールドカップで、世界中から集まったラグビー界の最高のワーヒネトア(女性チャンピオン)をアオテアロア(ニュージーランド)にお迎えできることを光栄に思います。」

「オークランドとワンガレイの素晴らしいコミュニティがこの大会を応援しています。思い出に残るワールドカップになることを確信しています。」

「ニュージーランドでは、ラグビーは単なるゲームではありません。多くのニュージーランド人にとって、ラグビーは自分たちの一部なのです。黒いジャージと銀色のシダは、多くのニュージーランド人の心の中で特別な位置を占めています。」

「女子ラグビー、そして女子スポーツにとってエキサイティングな時期に、15人制女子ラグビー界の世界中のエリートたちが集まる国際舞台を初めて南半球に迎えられることを嬉しく思います。」

「このワールドカップの成功の尺度は、各試合の観客動員数や、11月12日にメダルを持って帰るチームだけではありません。このワールドカップで最も重要なレガシーは、フィールド上で活躍する国の代表選手たちの姿に感動したことが、タマリキ(若者)が、地元のクラブに入ったり、学校で友人とボールを蹴ったりするきっかけになることです。」

「選手やマッチオフィシャルだけでなく、忘れられない大会にするために尽力してくれている大会関係者、組織委員会、そしてサポーターの方々にも感謝したいと思います。大会に参加するすべてのチームに、心からエールを送ります。」

ワールドラグビーの最高責任者、アラン・ギルピンは次のように述べています。「南半球で初めて開催される女子ラグビーワールドカップの実現まであと数日となった今日は本当にエキサイティングな瞬間です。」

「この大会は、ラグビーの最高峰とニュージーランドの最高峰を祝うものであり、開催国は、有名な「マナアキタンガ」の精神で、世界各地からの参加チームを歓迎しました。ニュージーランド政府をはじめ、開催都市、組織委員会、商業パートナーのマスターカード、ディフェンダー、DHL、キャップジェミニ、キヤノン、その他すべての関係者の皆様の努力と献身により、この歴史的瞬間が迎えられたことに感謝いたします。」

「ラグビーワールドカップの精神は、ラグビー界最大のラグビーファミリーの再会を祝うことであり、パンデミックという挑戦を乗り越えた一体感や復活力、そしてインスピレーションを称えるものです。プレーヤーとチームは、フィールド・オブ・プレー内外で情熱やスキル、そして卓越したプレーで未来の世代に感動を与える準備が整いました。」

「このスポーツが今後10年間発展を遂げていくための最大のチャンスは、ラグビーにおける女性の育成です。私たちの使命は、すべての少女や少年たちに等しく機会を提供するスポーツとなることです。女子ラグビーに的を絞った投資が変革の原動力となります。そして、強力で持続可能な世界規模の大会、普及および定着に関する計画をあらゆるレベルで策定していきます。」

「ラグビーワールドカップ2021は非常に特別なイベントであり、このスポーツを黄金時代へと導き、女子ラグビーを世界的レベルで台頭させ、驚異的な加速を実現させることを可能にします。この格別なイベントに出場する全チームの幸運を祈ります。」

ニュージーランド代表チームの共同キャプテン、ルアヘイ・デマント選手は次のように述べています。「この大会を開催できることはとても特別なことであり、大変光栄に思います。2011年に男子ワールドカップを開催し、国民に大きな感動を与えたことを思い起こすと、このワールドカップが多くのニュージーランド国民に同じような感動を与え、みなさんも会場へ足を運び、チームを応援してくれることを願っています。」

イングランド代表のキャプテン、サラ・ハンターもこう語っています。「ここに来れたことは特別なことです。長い間、ここに来る日を待ち侘びていましたが、本当に信じられないような大歓迎を受けています。初日に3万人以上のファンが観戦に訪れると聞いて信じられない気持ちです。で、私たちがこれまでどれだけ準備をしてきたかを披露することができるよう、ニュージーランドでの取り組みがなされてきました。どのチームも準備は万端です。土曜日の開幕が待ち遠しいですね。 」

フィジー代表のキャプテン、セレイマ・ルウェニキラ選手は次のように語っています。「この場にいられることに感謝しています。ここに来るまでの道のりは長く、厳しい時期もありましたが、ただただ感謝し、あとは試合に臨むのみです。」

ニュージーランドの人気アナウンサーでワールドラグビー解説者、リッキー・スワネル氏の司会で始まった歓迎会では、ニュージーランドの文化を披露して出場チームを公式に歓迎。続いて各チームのキャプテンとマッチオフィシャル代表がステージに招かれ、参加メダルとキャップが贈呈されました。

選手たちは、女性のエンパワーメントに焦点を当てた「パシフィカダンス」のパフォーマンスに合わせて歓声と拍手を送りました。パパクラ高校の女子高生詩人4人、ウミスマ(ロザリン)ペテロ、ポーリン・カウラベ、イルハム・シェイク・フリード、マーシー・ラウシの四人が「チャンピオンの詩」を読み上げ、感動的な言葉で歓迎会が締めくくられました。