• 出場チームや開催地など、HSBCワールドラグビーセブンズシリーズ2023はこれまで以上に充実したラインナップ
  • 2023年シリーズの女子・男子上位4チームがパリ五輪2024大会への切符を手にする
  • 男子シリーズは、香港での2節を含む過去最多の11節を開催。2022年11月4日〜6日に開幕節を行い、2023年3月31日〜4月2日に次のラウンドを開催
  • 女子シリーズは2022年シリーズより1節増で過去最長の7節。2022年12月2日~3日にドバイで開幕
  • オーストラリアは女子シリーズの王座防衛を目指し、男子2022年シリーズのタイトルは8月27-28日にロサンゼルスで決定
  • 東京五輪で大きなインパクトを残したラグビーセブンズは、さらなる成長と進化を遂げる

ダイナミックで力強いオリンピック競技として世界中を沸かせ、沢山のにわかファンを取り込んだラグビーセブンズが成長を続ける中、本日、HSBCワールドラグビー・セブンスシリーズ2023の大規模なシリーズ開催日程が発表され、全チームと開催地が出揃いました。

2023年シリーズのランキング上位4チームには、2024年パリ・オリンピックの出場権が与えられるため、シリーズは終始熾烈を極めるでしょう。

男子シリーズは、2022年11月4日から6日にかけて開催される第1節の開催地である香港での2節を含め、過去最多の11ラウンドが開催される予定です。

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女子シリーズのキックオフは2022年12月2日~3日ドバイで行われます。これは4大会連続で開催される男子・女子合同大会の皮切りの大会です。ドバイに続き、12月9日~11日には南アフリカのケープタウン大会。続いて全チームが2020年以来初めて、ニュージーランドのハミルトン(1月21~22日)とオーストラリアのシドニー(1月27~29日)で競い合うことになります。

男子シリーズはその後、2月25日~26日にアメリカのロサンゼルスに上陸。その後3月3日から5日にかけてカナダのバンクーバーで合同大会が行います。これまでのシリーズとは異なり、女子大会が男子大会と一緒に開催され、BCプレースで、大きな歓声と賑やかな観客を前に競い合います。

3月31日から4月2日までは、男子・女子チームが共に、常に人気を博している香港大会に参加し、続いて4月8日から9日まで、シンガポールで男子大会が行われます。

女子は5月12日~14日にそのエキサイティングなシリーズの締めくくりをフランスのトゥールーズで迎え、男子は1週間後の5月20日~21日にイギリスのロンドンで2023年のHSBCワールドラグビーセブンスシリーズ2023の幕を閉じます。

2022年に圧倒的な強さを見せたオーストラリア女子代表チームは、2023年にもその王座の防衛を目指しますが、五輪で金メダルに輝いたニュージーランド、フランス、フィジー、そして大活躍のアメリカや、成長が著しいアイルランドといった国々との激しい戦いが予想されます。

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先週末にロンドンのトゥイッケナム・スタジアムで行われた非常に競争のある、素晴らしい大会に続き、8月27から28日までロサンゼルスで行われる最終節で2022年シリーズの男子タイトルが決定します。

南アフリカが最初の4節を連勝した後、オリンピック2連覇中のフィジーがシンガポールとトゥールーズでスリリングな勝利を収め、アルゼンチンがバンクーバーで14年ぶりにシリーズ優勝を果たしました。オリンピック金メダリストのニュージーランドもシリーズに復帰し、2023年シリーズのさらなる熱戦が期待されます。

2023年シリーズの開幕を前に、7月29日から31日にかけてイギリスのバーミンガムで開催されるコモンウェルスゲーム、8月にはロサンゼルスでの男子シリーズのクライマックス、そして待望のラグビーワールドカップ・セブンズが9月9日から11日までケープタウンで開催されるなど、ラグビーセブンズの選手とファンにとって、これから非常に盛りだくさんでエキサイティングな時期となります。

また、8月にはワールドラグビー ・チャレンジャーシリーズも開催され、男子・女子各1チームがHSBCワールドラグビー・セブンスシリーズ2023に昇格するチャンスが与えられます。チャレンジャーシリーズの詳細については、近日中に発表される予定です。

2021年7月に開催された東京オリンピックでの男子・女子ラグビーセブンズの素晴らしい大会に続き、このシリーズでも新たなファン層を開拓し続けています。独立した機関による調査によると、ラグビーセブンズの2度目のオリンピック参加は、世界中の新しい、若い、そして多様なファンを惹きつけ、感動を与え、ラグビーというスポーツに大きな影響を与えたことが示されました。特にラグビー新興国では、54パーセントがオリンピックによってスポーツへの関心が高まったと答えており、63パーセントが初めてセブンスを見たという人は63パーセントに上っていました。

東京オリンピックでは、ワールドラグビーの「This is how we sevens」キャンペーンの一環として同国際統括団体が5つのプラットフォームで配信した若者向けのソーシャルメディアコンテンツは、投稿数2,400、動画再生回数2,200万回、インプレッション1億以上、パブリックエンゲージメント340万を獲得するなど、大きな成功を収めました。

ワールドラグビーの最高責任者、アラン・ギルピンは次のように述べています。「世界中のスポーツ界が、前例を見ないほどの困難な時期を経て、2023年に開催されるHSBCワールドラグビーセブンスシリーズの開催地とチームが勢ぞろいし、ラグビーセブンスが本格的に復活することを発表できることを嬉しく思っています。」

世界中にいるファンの皆さまは、シリーズの日程をカレンダーに記すことができます。2023年シリーズのランキング上位4チームには2024年パリオリンピック出場権が与えられるなど、最初から最後まで高い競争力と激しさが約束されたシリーズを興奮と確信をもって待ち望むことができます。」

「世界的なパンデミックの影響により近年の大会が開催できなかったこともあり、香港、ハミルトン、シドニーといったセブンズには馴染み深い開催地に戻ってくるプレーヤーやファンの期待感は特に高いと思います。2023年の合同大会ではバンクーバーで女子チームを迎えることを嬉しく思います。」

「タイトルパートナーであるHSBCをはじめ、DHL、キャップジェミニ、ギルバートには、不透明で困難な時期にもかかわらず、シリーズへの多大なるサポートとコミットメントを頂戴していることに感謝申し上げたいと思います。また、開催地パートナーをはじめとする関係者各位に感謝いたします。」

「調査結果で明らかになっていることは、セブンズが、特にラグビー新興国で新たなファンを増やしていることです。ワールドラグビーは、オリンピック競技として大きなインパクトを与え、成功を収めたラグビーセブンスの持続的成長、革新、成功に向け、全力で取り組んでいます。」

HSBCのブランド&ブランドパートナーシップのグローバルヘッド、ジョナサン・キャッスルマン氏は次のように述べています。「HSBCワールドラグビーセブンスシリーズが2023年にフルパワーで戻ってくることを嬉しく思います。世界中が、またラグビーが厳しい時期を乗り越え、ワールドラグビーと弊社はよりベターな状況への復興を目指し共に取り組んでいます。」

「また、世界中のより多くの場所で大会を開催し、プレーヤーが活躍できる場を増やし、また男子・女子のチームが共にプレーすることを楽しみにしています。」

ラグビーカナダの暫定CEO兼収益・ファンエンゲージメント担当マネージングディレクター、ジェイミー・レヴチャックは次のように述べています。「2023年にバンクーバーで女子と男子のHSBCカナダセブンズを合同で開催することを発表できたことを嬉しく思います。私たちは、女子と男子の試合に平等なプラットフォームを提供することに努めてきました。2023年3月3日から5日の3日間、世界最高の女子・男子セブンズチームをBCプレースにお迎えできることをとてもうれしく思っています。」

 

「私たちは、2015年以来、HSBCカナダ女子セブンズの素晴らしい開催地であるラングフォード市に感謝したいと思います。ラングフォード市は今もラグビーカナダのホームであり、今後もスターライトスタジアムで国際大会を開催することを楽しみにしています。」