• 男子大会が月曜日からスタート。ラグビーセブンズがオリンピックの舞台に戻ってくる
  • 開催国日本は、現地時間09:00からの第1試合で、前回大会覇者のフィジーと対戦
  • 男子チームの最終スコッドメンバーが決定
  • 開会式ではラグビーセブンズの4選手が旗手として入場
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ラグビーセブンズがオリンピックの舞台に戻ってくるのは、7月26日(月)、現地時間(GMT+9)9:00。開催国の日本とオリンピック覇者のフィジーとのスリリングな試合が東京で開催されます。

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ラグビーセブンズがオリンピックデビューを果たした忘れられないリオ2016ではフィジーが金メダルを獲得しましたが、ニュージーランドはラグビーワールドカップ・セブンズ(2018年)とHSBCワールドラグビーセブンズシリーズ(2020年)の現チャンピオンであり、一方日本は2016年のリオ大会で4位につけてその可能性を示しています。これまでの2年間でも多くのチームが表彰台に上がれる実力をつけてきており、メダル獲得競争はかつてないほど激しくなっています。

男子大会は7月28日18:00(現地時間)に金メダルマッチでクライマックスを迎えます。女子大会は7月29日から31日にかけて行われ、金メダルマッチは「スーパーサタデー」に行われます。

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男子大会に出場するスコッドメンバーが決定し、15人制のラグビーワールドカップに出場したことのある選手が多数 出場します。

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オリンピックの大会形式は、過去2年間のHSBCワールドラグビーセブンズシリーズやその他のワールドラグビー公認大会での成績に基づくランキングにより、男子12チーム、女子12チームが4チームずつの3つのプールに振り分けられます。

男子大会では、リオ2016オリンピック大会での上位4チームのうち、3チームがプールBで対戦します。王者フィジーは、銀メダルを獲得したイギリス、リオで4位と健闘した開催国日本、そして昨年バンクーバーで開催されたHSBCワールドラグビーセブンズシリーズ最終大会で銅メダルを獲得しオリンピックデビューを飾るカナダと対戦します。

プールAにはラグビーワールドカップ・セブンズとワールドシリーズの現チャンピオンであるニュージーランドと宿敵オーストラリアが入っており、この2チームは前回のワールドシリーズの最終大会となったバンクーバーでの決勝戦でもぶつかり、接戦の末17–14でオールブラックスが勝利しています。プールAにはまた、リオ大会で6位に終わったアルゼンチン、そして今回オリンピックデビューを果たす韓国が入っています。韓国は、アジア地区予選大会で延長戦の末に「ゴールデンポイント」トライを決めて香港を破り、東京への出場権を獲得しました。

リオの銅メダリストである南アフリカとアメリカは、HSBCワールドラグビーセブンズシリーズ2019でトップ4に入り、オリンピックの直接出場権を獲得しプールCに入りました。アメリカのセブンズチーム「イーグルス」は、10ラウンド中7ラウンドでメダル表彰台に上り、シリーズでの準優勝を果たしました。また、2015年以来初のラグビーアフリカ男子セブンズタイトルを獲得したケニアと、先月モナコで開催されたワールドラグビーセブンズ敗者復活戦でフランスをスリル満点の28-19で破って最後の出場枠を獲得し、オリンピックデビューを果たすアイルランドが入っています。

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6日間をそれぞれ2つのセッションに分け、男女ともに序盤の各セッションで全12チームによる6試合が行われます。決勝セッションでは、4試合と表彰式が行われます。

開幕戦と銅メダル戦を始めとするラグビーワールドカップ2019の試合会場として最高のラグビー会場であることを証明した東京スタジアムで全試合が行われます。

ワールドラグビーの最高責任者であるアラン・ギルピン氏は次のように述べています。「歴史上最も特別で重要なオリンピックになる東京2020年の舞台の準備は整いました。ラグビーワールドカップ2019の大成功を受けて、再び日本で歴史的なイベントを開催できることを嬉しく思います。」

「私たちは、選手の福祉とラグビーのコアバリューである結束、品位、尊重を念頭に、安全で安心、インパクトのあるオリンピックラグビーセブンズ大会を実現するため、IOC、東京2020組織委員会その他すべての関係者と緊密に連携し取り組んできました。」

「今回の大会は、これまでにない課題と機会に満ちたユニークなものになると思いますが、準備は完了しており、ボールは選手たちの手に委ねられています。選手たちはこの大きな舞台に立ち、驚きのスキルや才能、献身、コミットメントで、世界中の観客に必要な喜びや感動でみんなの心を一つにしてくれると確信しています。」

男子フィジー代表チームのガレス・ベイバーコーチは次のように述べています。「フィジーと対戦するすべてのチームにとってその対戦がオリンピックの決勝戦のようなものだと考えていることは知っていますが、それは我々にとっても同じです。すべての試合が決勝戦であり、ここに来て目標を達成するためには、6つの決勝戦に勝たなければなりません。月曜の朝9時には決勝戦に臨むつもりで、そのためには、これまでのトレーニングや精神的な準備が非常に重要になります。」

日本の男子代表チームの岩渕健輔コーチは次のように述べています。「東京2020 でプレーするにあたり、多くの方々のご支援、ご協力に感謝申し上げます。東京で開催されるオリンピックに出場する選手たちには大きなプレッシャーがかかっています。ラグビーワールドカップ2019の時も日本の選手たちには多くのプレッシャーがありました。そのプレッシャーを楽しみながら、パフォーマンスを発揮できる選手たちを選んだ自信があります。」

GBセブンズのキャプテン、トム・ミッチェル選手は次のように述べています。「日本での準備を心から楽しんでいます。大会前の期待感に満ちたエキサイティングな環境に戻ることができて、とても嬉しいです。この15〜16ヶ月間では味わえなかった感覚です。私たちは一生懸命練習していますし、ここには素晴らしいメンバーが揃っています。自分たちの力を発揮できることに興奮しています。何よりも嬉しいのは、オリンピック選手村で他のセブンズチームに会えることであり、また、ここまで来るのにみんなが本当に辛い思いをしてきたことを知ることができることです。素晴らしく、エキサイティングな大会に向けて、みんなが一丸となって頑張っているのを目の当たりにするのは本当に有意義な気持ちです。」

カナダ男子代表チームの共同キャプテン、ネイサン・ヒラヤマ選手は次のように述べています。「東京2020にカナダ代表として出場できることを光栄に思います。私たちはカナダ代表として世界中を飛び回っていますが、オリンピックは初めての経験であり、とても興奮しています。これまでの一年は前例のない一年でしたが、一生懸命トレーニングしてきましたし、このような大きな舞台でセブンズを競い、披露することを楽しみにしています。」

アメリカ男子セブンズのキャプテン、マディソン・ヒューズ選手はこう語りました。「フィールドに戻り、大会で競うのが待ち遠しいです。オリンピックは、特にリオでの素晴らしいデビュー後の数年間でセブンズを全く新しいレベルに引き上げてくれました。東京大会はさらに大きな影響を与えると思いますし、今後数年を見据えると、世界中のセブンズを大きく飛躍させる大会となるかもしれません。」

また、大会第一日目の男子・女子大会マッチオフィシャルの任命も決定し、オリンピック大会のジュディシャルオフィサーには、サイティングコミッショナーのジェームズ・シェリフ(ラグビーオーストラリア)とダナエ・ザンボウリス(ラグビーフットボールユニオン)、ジュディシャル/アピールオフィサーのシャオイン・ワン(シンガポールラグビーユニオン)、そしてクリストファー・クインランQC(ワールドラグビーの第三者ジュディシャルパネル議長)に決定しました。

リオ2016にラグビーセブンズが初登場したことで、世界で3,000万人の新しいファンを生み、フィジーがオリンピックで初のメダルを獲得した歴史的なストーリーは、大会で最も記憶に残る瞬間の一つとなりました。

ラグビーセブンズのダイナミックなアクション性は、世界中のファンの注目を集めています。調査によると、セブンズがオリンピック競技として採用されることを最も強く支持しているのは、女性、また18〜24歳の年齢層でした。

ラグビーの価値観を尊重し、リオ大会でデビューしたセブンズの評価を反映して、金曜日の開会式では、  4人のラグビー選手が自国の国旗を持って入場するという名誉を与えられました。

女子ではサラ・ヒリニ選手(ニュージーランド)とルシラ・ナガサウ選手(フィジー)、男子ではネイサン・ヒラヤマ選手(カナダ)とアンドリュー・アモンデ選手(ケニア)が、それぞれの国内オリンピック委員会から選ばれました。

ワールドラグビーのサー・ビル・ボーモント会長によるプレビューをはじめ、参加24チームのプロフィールやスコッドリスト、ラグビーセブンズの注目すべきスターのA〜Z、ラグビーセブンズ史の系譜、リオ2016と東京2020年をめぐる興味深い統計など、豊富な大会情報を掲載したメディアガイドをご用意しました。

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