• 4月2〜3日、8〜9日にドバイで開催する大会に14チームが出場
  • 6月25〜27日の週末に開催されるロサンゼルスでの合同イベント確定
  • HSBCパリセブンズ大会 – マルクーシス大会延期
  • ワールドラグビーが、オリンピックを前に、ラグビーセブンズ、ハイパフォーマンス準備大会へ400万ドルを提供
  • プレーヤーやオフィシャル、そして社会のウェルフェアと安全は、常に最優先事項

 

東京五輪を目指す、ラグビーセブンズの「東京への道」の旅はいよいよ終盤を迎え、女子・男子それぞれ14か国代表チームがドバイ入りし、ハイパフォーマンストレーニングに参加。4月2〜3日、8〜9日に行われる2大会で競います。

6月25〜27日に行われるロサンゼルスでの男女合同イベントの準備も着々と進んでおり、ディグニティー・ヘルス・スポーツパークで行われるこの大会は、多くのチームにとって、東京オリンピックへ向けた最終準備として重要なイベントとなります。

一方、新型コロナウィルス感染拡大リスクが強まる中でフランスが自粛規制を発動。HSBCセブンズのパリ大会 (HSBCワールドラグビー・女子セブンズシリーズ2021の第1ラウンドとして5月にマルコーシスで開催予定)延期を決定しました。

この決定は、フランスラグビー 連盟(FFR)のメディカルコミッションがFFR理事会へ提出した勧告を受け、ワールドラグビーもこの勧告を完全に支持したことを受けた決定となりました。プレーヤー、オフィシャル、そして地域社会のウェルフェアと安全を守ることは最も重要なことであり、フランスにおいて常に変化する状況を踏まえ、このイベントを延期することが必要かつ常識的な決定と考えました。

ワールドラグビーとFFRとの間で協議を継続しており、FFRは、今年の後半、東京五輪の後に目処をつけた開催日時を模索します。

チームが最高の準備をしてオリンピック大会に臨むため、また国際オリンピック委員会の支援のおかげをもって、ワールドラグビー は400万ドルを拠出し、出場チームの協会のセブンズプログラム、またハイパフォーマンス準備イベントの運営に当てていきます。

オリンピック大会を睨んだ準備用投資によりラグビーセブンズに追い風>> 

「エミレーツ・インビテーショナルセブンズ」は、ワールドラグビーが資金投資の一環として支援するイベントであり、2021年7月に東京スタジアムで開催するオリンピック大会に出場するラグビーセブンズの出場チームにとって重要なハイパフォーマンス準備イベントとなります。

3月26日にドバイ入りしたチームはエミレーツ内の隔離施設で「バブル」自粛生活を送ります。イベントは「セブンズスタジアム」で行われるトレーニングと試合はともに無観客で行います。ファンの皆様は、@dubai7sのソーシャルメディア及びデジタルメディアでイベントのコンテンツをフォローすることができます。

男子大会にはアルゼンチン*、カナダ*、チリ**、フランス**、日本*、ケニア*スペイン、ウガンダ**が参加します。(* =オリンピック出場チーム、** = オリンピック最終予選大会出場チーム)

この大会は、ワールドラグビーが任命したマッチオフィシャル陣にとってもオリンピックへの準備ができる重要な機会となります。4つの強力なスコッドは、パウロ・デゥアルテ(ポルトガル)、フランシスコ・ゴンザレス(ウルグアイ )、ネーハン・リベロ(アルゼンチン)、そしてダミアン・シュナイダー(アルゼンチン)で構成しています。

オリンピック前のハイパフォーマンスイベントとして追加を検討している大会についても、現在複数の候補地との協議が続いています。前回決定した通り、東京五輪の最後の出場権を決定するワールドラグビー・セブンズ敗者復活戦は2021年6月19・20日にモナコで行われます。出場枠24チームのうち21チームが既に決定しており、残る女子2チーム、男子1チームがモナコで決定します。

ラグビーワールド・セブンズ、オリンピック予選を見る>>

ワールドラグビーのCEO、アラン・ギルピン氏は次のように述べました。「「東京への道」がいよいよ最終段階に入り、セブンズの国代表チームが試合を再開させている状況を見てワクワクしています。オリンピック大会は、ラグビーセブンズのアスレチックスキルとドラマで新たなオーディエンスを魅了し、ラグビーの魅力を広める大きなチャンスです。ラグビーセブンズの発展は、ワールドラグビーにとっての重要な優先事項であり、オリンピック年である今年、セブンズプログラムとハイパフォーマンスイベントには4百万ドルの支援投資を行っています。」

「私たちは、オリンピック大会に続きコンパクトながらもスリル満点となることが期待されるHSBCワールドラグビー・セブンズシリーズ2021を前に、ステークホルダーのみなさまと密接に協力して取り組みを続けていきます。」

女子5ラウンド、男子4ラウンドの大会を含むHSBCワールドラグビー・セブンズシリーズ2021の日程は3月に発表され、加えて男子2ラウンドを追加する可能性についても協議中です。

<<セブンズシリーズのプロモーションビデオを見る>>

オリンピック大会に続いて、10月29・30日にシンガポールでの男子大会を皮切りにセブンズシリーズがスタートします。続いて11月5・7日に香港で男女合同ラウンドを開催。12月3・4日にはドバイでの大会を開催した後、12月10・12日にケープタウンでエキサイティングなクライマックスを迎えます。

オリンピック大会後、HSBCシンガポールセブンズ大会開催の10月までの期間に追加ラウンドとして開催する男子イベントの可能性について、現在ロンドンとバンクーバーと具体的な協議を進めています。スケジュールの最新情報については、追ってお知らせいたします。

プレーヤーやファン、そして地域社会の健康とウェルビーングは最優先事項であり、安全かつ安心のイベントを実現するため、ワールドラグビーと運営組織は関係政府及び保健当局と密接に協力していきます。