ワールドシリーズ2021シーズンへの昇格チームを決めるワールドシリーズチャレンジャーシリーズが、先ごろ発表された男子に続いて女子でも開催されることになった。開催地は南アフリカのケープタウン郊外に位置するステルンボッシュで、ワールドラグビーが2019年に女子ラグビーのハイパフォーマンスアカデミーを開催した場所でもある。

 チャレンジャーシリーズは今回から導入されるシステム。2016年リオデジャネイロ・オリンピックで五輪の正式種目として加わったセブンズ競技の世界的普及促進を念頭に、より多くの地域とチームが参戦できるように編成された。

 男子が2月15-16日にチリ、翌週末にウルグアイで行われる2ラウンドを経て4月の決勝ラウンドへの進出チームを決め、コアチームとして来季参戦チームを決定するのに対して、女子は3月末に南アフリカで開催される1ラウンドで来季の運命が決まる。

 世界各6地域の大会を勝ち抜いた12チームが一堂に会し、4チームずつ3グループに分かれてプール戦を行い、グランドファイナル進出チームを決定。そこで優勝したチームが2021年シーズンのワールドシリーズへの参戦権を手にし、今季シリーズを最下位で終了したチームと入れ替えとなる。

 第1回女子チャレンジャーシリーズ出場チームは、アルゼンチン、ベルギー、中国、コロンビア、日本、カザフスタン、ケニア、メキシコ、パプアニューギニア、ポーランド、スコットランド、開催国の南アフリカだ。

 このうち、中国とケニアは開催国の日本とともに今夏の東京オリンピックへの出場権を確保している。一方、アルゼンチン、コロンビア、カザフスタン、メキシコ、パプアニューギニアは6月に行われる敗者復活大会で東京行きの切符をかけて戦うことが決まっている。

 サクラセブンズこと、女子セブンズ日本代表は2018年シリーズに参戦していたが、最下位の11位で終了して降格。翌年行われた2020年シーズンへの昇格大会で優勝を逃した。今季のワールドシリーズには、東京2020を控えた強化のためにゲスト参戦している。

 セブンズ競技はリオデジャネイロ大会で五輪デビューにより、7人制特有のスピードやスキル、アスレチックな特性で新たに世界中で約3千万人のファンを魅了したとみられており、今回のセブンズチ・ャレンジャーシリーズ導入は、さらにその裾野拡大を支援することになると期待されている。

 女子チャレンジャーシリーズのプール戦組み合わせは、追って発表される。