今年7月下旬に開催されるオリンピックへ向けて、日本は本大会メンバーの第2次候補スコッドを12月下旬に発表。今回のハミルトンでの大会は、それ以降初めて臨む大会だ。

 招待参加の日本はプールBで、昨季総合4位で今季1位タイにつけている南アフリカ、今季11位のケニア、そして昨季総合5位で現在4位タイのイングランドと対戦する。

 南アフリカは12月のドバイ大会に優勝して今季好スタートを切り、その翌週の地元ケープタウン大会でも2ラウンド続けての決勝進出で2位に入った。その結果、現在ニュージーランドと総合勝点41で並び、同率首位に立っている。

 日本は今季ケープタウンでの第2ラウンドのプール初戦で南アフリカと対戦し、0-49で敗れた。それから1ヵ月半、昨季のハミルトン大会でも4位に入った南アフリカを相手に今回どこまで対抗できるか。

 日本は今回のメンバーには、ドバイとケープタウンには参戦しなかった選手4人を加えた。小澤大選手(トヨタ自動車/日本ラグビーフットボール協会)、合谷和弘選手(クボタ/日本ラグビーフットボール協会)、ティモ・スフィア選手(朝日大学)、副島亀里ララボウラティアナラ選手(コカ・コーラ)だ。

 小澤選手と副島選手は昨年6月のワールドシリーズ2019最終ラウンドのパリ大会以来、合谷選手は昨年3月のカナダでの昨シーズン第6ラウンド以来のシリーズ復帰。ティモ・スフィア選手は初参戦だ。一方で、今季ここまでの3ラウンド全てに出場は、藤田慶和選手(パナソニック)のみだ。

 チームは年明け早々に国内で合宿を行い、その後は1月17日からオークランドとハミルトンで合宿。ハミルトン大会の翌週末にはシドニーでの大会が控えており、日本と真逆の気候で行われる2連戦へ向けて調整してきた。

 「オリンピックへ向けて、シリーズでベスト8に入ることが一つの大きな目標」と話す岩渕ヘッドコーチは、「選手は今30人いるが、少しずつオリンピックへ向けて絞っていくことになる。2つの大会をうまく使って、選手にはいい形でパフォーマンスをしてほしい」と話している。

 指揮官は、12月のシリーズ2大会で見られた「自分たちのミスからトライを獲られると立て直せない」という課題を指摘。年末と年明けの合宿でも克服に取り組んできたとして、「どういう状況でも落ち着いてプレーができること」をチームに求めていると明かした。

 7月にオリンピックを控えている日本は今季、招待チームとしてシリーズに参加。ドバイでは4戦全敗、ケープタウンでは15位決定戦でウェールズに勝って1勝を挙げたのみ。課題改善で勝ち星を増やして自信につなげたいところだ。

 なお、日本のプール以外では、南アフリカと総合首位タイに立つホスト国のニュージーランドは、プールAでスコットランド(12位タイ)、アメリカ(8位タイ)、ウェールズ(15位タイ)と対戦。

プールCではケープタウン大会で3位に入り、総合順位でも3位につけるフランスが、アイルランド(10位)、カナダ(12位タイ)、スペイン(14位)と顔を合わせ、プールDでは昨季年間王者のフィジーが現在総合4位タイに付けているアルゼンチン、同8位タイのオーストラリア、7位のサモアと対戦する。

 ハミルトン大会では1月25日から26日にかけてプール戦を行い、その後26日後半に順位決定戦が行なわれる。

 

 

男子セブンズ日本代表

HSBCワールドラグビーシリーズ第3戦試合登録メンバー

1, フィシプナ・トゥイアキ(セコム)

2, トゥキリ ロテ(近鉄)

3, 彦坂匡克(トヨタ自動車)

4, ティモ・スフィア(朝日大学)

5, 副島亀里ララボウラティアナラ(コカ・コーラ)

6, 小澤 大(トヨタ自動車/日本ラグビーフットボール協会)

7, 後藤輝也(NEC)

8, 松井千士*(サントリー)

9, 加納遼大(明治安田生命)

10, 藤田慶和(パナソニック)

11, 石田吉平(明治大学)

12, 合谷和弘(クボタ/日本ラグビーフットボール協会)

13, 桑水流裕策(コカ・コーラ)

注:* はキャプテン