昨年のワールドラグビーU20トロフィーに優勝して出場権を獲得して20歳以下の世界ナンバーワンを決める大会に臨む日本は、2年ぶりの世界大会の初戦で2連覇中のフランスと対戦することになった。

プールAに入った日本は、6月28日(日)にフランスとの開幕戦に臨んだ後、7月3日(金)の第2戦で前回ベスト4に入ったアルゼンチン、7月8日(水)の第3戦で2016年大会準優勝のアイルランドと対戦する。第1戦、第2戦はカリヴィザーノのパローニスタジアム、第3戦はヴェローナのパヤニーニ・センターにて行われる。

このほかのプールでは、大会最多6回の優勝を誇るニュージーランドがプールBで前回準優勝のオーストラリア、ウェールズ、ジョージアと対戦する。

今回3度目のホストを務めるイタリアはプールCに入り、昨年大会3位の南アフリカ、2016年大会以来で通算4度目の優勝を狙うイングランド、フィジーと同組になった。

全12チームが3グループに分かれて戦い、各組1位と全グループの2位の中でトップのチームが準決勝に進み、最下位はU20トロフィー大会へ降格となる。順位決定戦は7月13日(月)、18日(土)に行われる。

U20チャンピオンシップは2008年の第1回大会から毎年開催され、今回で13回を数える。これまでに、この大会を経験して、テストマッチで活躍する各国代表選手へキャリアアップした選手は690人を数える。

その中には、シヤ・コリシ選手やハンドレ・ポラード選手、男子15人制年間最優秀選手に選ばれたピーター=ステフ・デュトイ選手ら、昨秋のラグビーワールドカップ2019日本大会で優勝した南アフリカ代表メンバーの16人や、ニュージーランド代表のボーデン・バレット選手やブロディ・レタリック選手、サム・ケイン選手らが含まれている。

ワールドラグビーのビル・ボーモント会長は、「毎年行われるこのU20チャンピオンシップには将来性のある選手たちが集まり、この大会を経て各国代表でのプレーという最高レベルへとつなげている。昨年日本で行われたラグビーワールドカップ2019では、228選手がこの大会でプレーした経験を持っていた。次の各国代表スター選手のプレーに注目してほしい」とコメントしている。

大会は6月28日から7月18日まで、イタリアの3都市で開催される。

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