チャレンジトロフィー準決勝は1日目に悔しい思いをしたイングランドが招待チームであるパプアニューギニアと対戦。イングランドらしいフィジカルを活かすアタッキングラグビーにパプアニューギニアは56点を取られ敗北。準決勝もう1つの山では中国とフィジーが対戦。中国はフィジー相手に果敢にディフェンスしロースコアでの戦いに持ち込む。フィジーは中国の懸命なディフェンスに好きにさせてもらえなかったが、後半ミスが増えた中国を封じ込めチャレンジトロフィー決勝へ。
11位決定戦では中国とパプアニューギニアが対戦。招待チームで強豪と対戦してきたパプアニューギニアは、これまで得た経験やスキルを意識健闘。中国はディフェンスからオフェンスへの切り替えを早くし、グラウンドを広く使うアタッキングラグビーを展開。31点を得て勝利で締めくくった。チャレンジトロフィー決勝ではイングランドとフィジーが対戦。前半を同点で折り返し、後半では一進一退の攻防が繰り広げられた。フィジーはプレーの選択肢を増やし近場での前進とワイドへの展開を両用しトライを2つ追加。一方イングランドは敵陣へ攻め込むも、ミスが重なり猛攻を仕掛けるがフィジーの懸命なディフェンスが勝りフィジーがチャレンジトロフィーを勝ち取った。
カップ準決勝では絶好調全勝中のニュージーランドがカナダに勝利。1日目の悔しい思いをぶつけたカナダ、ニュージーランドと互角に戦うが一歩及ばず10点差で敗北。ロシアはアメリカと対戦、終始ロシアのアタックが目立ち優勢かと思われたが、後半ペナルティーの反則を重ねてしまい、規律で上回ったアメリカが2点差の接戦を勝利した。1日目大活躍をしたスペインはアイルランドと対戦、アイルランドはチームプレーを徹底し組織的なゲーム展開に持ち込んだ。スペインも健闘したがアイルランドが15点差をつけ準決勝へ。自国開催のオーストラリアは大歓声の中フランスと対戦。予想通りの接戦となったが最後まで集中を切らさずフランスの猛攻に耐えたオーストラリアが勝利し準決勝へ駒を進めた。
カップ戦準決勝の組み合わせはこちら。
ニュージーランド対アメリカ
アイルランド対オーストラリア