大会第1日目のニュージーランド戦で無得点で大敗を喫した日本は、大会初トライを狙いオーストラリア戦に臨みました。前半開始直後に2トライを立て続けに許すも、粘り強くタックルを挑み守備から攻撃を組み立て、立て続けにトライを決め点差を縮めます。その後オーストラリアに追加点を許し点差が再び開いた状態で前半を終えました。後半は終盤に近づくにつれオーストラリアオフェンスのスピードに振り切られる展開が多くなり、立て続けにトライを許します。終了間際に日本は追加点を決めるも点差は縮まらず大会初白星とはなりませんでした。

 

フランス対ジョージアは、ジョージアがアウェーでの貴重な先制トライを決めるも直後にフランスに得点を許します。フランスはその後逆転トライを決め、前半終了間際にも追加点。後半は逆転を狙うジョージアオフェンスにチーム全体で素晴らしい守備力を見せ守りきり、フランスが白星を収めました。

 

スコットランド対アルゼンチンは、前半開始直後にアルゼンチンが先制トライを決めるもその後はお互い堅い守備で試合は動かず。アルゼンチンは前半中盤追加点を決めるも、その後スコットランドにトライを許し縮まった点差で後半を迎えました。後半は逆転を狙うスコットランドオフェンスをアルゼンチンが素晴らしいタックルで守り、後半終了間際に追加点でアルゼンチンが大会初勝利を収めました。

 

互いに2連勝を狙うニュージーランドとウェールズの試合は、ニュージーランドが試合開始直後に先制点を決めるもコロイ選手のシンビンで数的不利になりウェールズに同点トライを許します。その後も拮抗した展開が続くもコロイ選手が戻ると、ニュージーランドが立て続けにトライを決め再びリードした状態で前半を終えます。後半は、ウェールズは追加点ならず、大差の白星はニュージーランドの手に。

 

南アフリカ対アイルランドは、前半序盤に南アフリカが先制し追加点も決めます。前半終了間際にアイルランドのトライとコンバージョンで縮まった点差で迎えた後半開始直後、アイルランドがスピード感のあるパス回しからシルベスター選手がトライを決め逆転に。しかし南アフリカもピッチを広く使ったパス回しでトライを決め追いつきます。その後の追加点で再びリードした南アフリカが白星を収めました。

 

イングランド対イタリアは、イングランドが先制点を収めると、その後もイタリアディフェンスの隙をついたプレーでトライを立て続けに点差を広げます。後半逆転に挑みたいイタリアはイングランドのハンドリンエラーなどをものにできず、イングランドにトライを許し大差で黒星。イングランドはこれにより2連勝となりました。