プールA
2017年4月8日に行われた香港セブンズ2日目の最初の試合ではオーストラリア代表が韓国代表を52−0で下しました。この試合では若手のアンダーソン選手がハットトリックを決める活躍を見せました。お互い2勝で迎えたオーストラリア対イングランドの試合ではオーストラリア代表が、12−10で勝ちをもぎ取りました。前半ではイングランド代表のキャプテンミッチェル選手がシンビンをもらい、不安定な状態が続きますが、イングランド代表ボウウェン選手のトライで前半を5−5で折り返します。後半に入っても互角な戦いが続き両者1トライづつ決めるも、イングランド代表のコンバージョンは外れ、オーストラリア代表が接戦を制しました。これによりオーストラリア代表は1位でプールAを通過しました。この試合で2トライを挙げたヘンリー・ハッチンソン選手は「今日は勝つことができてよかったです。特にこの観客の前でプレーすることが、とてもスペシャルに思います。」と話しました。
プールBでは南アフリカ代表が苦戦するも順当にケニア代表とカナダ代表から勝利を収めカップ戦へ進みます。本日のプールCでは香港大会覇者のフィジー代表がウェールズ代表に引き分ける結果となりました。前半からフィジー代表は攻め込むも、キャプテンのコリニサウ選手がシンビンをもらうとウェールズ代表のモーガン選手にハットトリックを決められ最後まで勝つことができませんでした。これによりフィジー代表は負ければ香港セブンズ連覇の偉業は達成できなくなるという、崖っぷちの状態に立たされます。フィジー代表の最終戦、ニュージーランド代表との試合では最後までどちらに転ぶかわからない試合を繰り広げましたが、勝利を収めることができました。これによりフィジー代表とニュージーランド代表がカップ戦へ進出します。
プールDのアメリカ代表は2戦目のスコットランド戦で19−14のスコアで勝利しました。前半でペリー・ベイカー選手がハットトリックを達成するなど、完璧な試合運びを見せました。3戦目のアルゼンチン戦では前半互角な戦いをしましたが、後半になると21点を奪いアルゼンチン代表に付け入る隙を見せませんでした。
日本代表はニュージーランド代表と戦い、リサラ選手、ナイカブラ選手らがトライを奪うも、40−14で敗れてしまいました。続くウェールズ戦21−34と負けてしまいました。しかし日本代表は今シーズンから磨いてきた攻撃が通用してくるようになり、明日の戦いに期待したいところです。
本日行われたQualifierの準々決勝ではチリ代表がスピードを活かしウルグアイ代表から勝利を奪います。続く試合ではドイツ代表が試合開始からポゼッションを保持しながらゲームをコントロールします。しかし後半になると香港代表は意地のトライを奪うも、1分後にはドイツ代表にトライを許し敗れてしまします。準々決勝3試合目では、ウガンダ代表のシンビンの後にパプアニューギニア代表がトライを奪い、14−10でウガンダ代表から勝利をあげました。最終の試合ではスペイン代表が前半で3トライ、後半2トライ奪い完封勝利しました。Qualifier準決勝のはチリ対ドイツ、パプアニューギニア対スペインが顔合わせします。