今季の女子セブンズワールドシリーズは、来年サンフランシスコで開催されるラグビーワールドカップ (RWC) セブンズ2018大会の予選でもあり、前回2013年大会の4強入りで出場が決まっているニュージーランド、カナダ、スペイン、アメリカを除いて、今季のシリーズの上位4チームが出場権を獲得します。
ここまでの3戦を経て、リオデジャネイロ・オリンピックで優勝したオーストラリアをはじめ、フィジー、ロシア、フランスが現在のところ上位を占めていますが、どんな闘いを繰り広げてきたのでしょうか。
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第1戦 ドバイ大会(2016年12月1~2日)
大会ポイント数:1136
大会トライ数:186
優勝チーム:ニュージーランド
最多トライ得点者:Michaela Blyde(ニュージーランド)10
最多ポイント得点者:Michaela Blyde(ニュージーランド)50
セブンズ競技は2016年8月のリオデジャネイロ・オリンピックで五輪デビューを果たし、その後も競技への関心と期待が高まる中で、第5回HSBCワールドラグビー女子セブンズシリーズの開幕を迎えました。ドバイのセブンズスタジアムで繰り広げられた熱戦は、期待を裏切らないものになりました。
ニュージーランドは2015‐16シーズン優勝を逃し、タスマン海を挟んだライバルのオーストラリアがワールドシリーズ制覇のみならず、オリンピックでも同国に金メダル獲得を許すという悔しい思いをしましたが、心機一転、Allan Bunting新監督のもとで新シリーズへの挑戦を始めました。
決勝に進むまでの試合で許したトライは4本のみ。決勝は五輪決勝で敗れたオーストラリアとの再戦となり、ニュージーランドが17‐15で勝利を収めて、オーストラリア戦の連敗記録を5で止めました。トライを決めたのはPortia Woodmanに、 2本決めたRebekah Cordero-Tufuga、そして15人制代表から戻ってきたばかりのKelly Brazierです。
ロシアは、若手主体のイングランドとの3位決定戦へ進み、Elena Zdrokova とAlena Mikhaltsovaがトライを決めて、19‐14で勝利。 素晴らしいパフォーマンスを披露して3位で終えました。ボウル部門から名称変更となったチャレンジトロフィー部門の初の決勝では、アイルランドがスペインを14‐12で下しました。
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第2戦 シドニー大会(2017年2月3~4日)
大会ポイント数:1134
大会トライ数:190
優勝チーム:カナダ
最多トライ得点者: Joanne Lagona(パプアニューギニア) 9
Naya Tapper(アメリカ)9
最多ポイント得点者: Joanne Lagona (パプアニューギニア)49
今季、新たな開催地として加わった3都市のうち、最初のお披露目となったのがシドニーです。オリンピックで金メダルを獲得したオーストラリアにとっては、自国でプレーするというあまりない機会です。ゴールドメダリストに対する自国ファンの期待も非常に高く、ワールドシリーズ初のホスト国の優勝となるのか、大きな注目を集めました。
しかし、オーストラリアは準決勝でカナダに敗戦。3位決定戦では、ニュージーランドのMichaela Blydeが2本のトライを決める活躍でチームを19‐0の勝利に導き、オーストラリアは4位で終わっています。
一方、決勝戦はカナダ対アメリカの北米対決でした。両チームとも今大会では第1戦のドバイ大会からレベルアップしたプレーを披露。アメリカが決勝戦最優秀選手に選ばれたNaya Tapperのハットトリックなどで攻めますが、カナダはJen Kish の復帰で活気づき、Brittany Benn、Charity Williams、Bianca Farella のトライでアメリカを21-17で破りました。
ブラジルはチャレンジトロフィー部門でイングランドを倒しましたが、イングランドはカップ部門の準々決勝進出を初めて逃し、失望の大会となりました。
大会ゲストとして出場したパプアニューギニアは、Joanne Lagona がチームのトライ10本中9本を決める活躍で大会のドリームチームに選ばれるなど、初参加ながら印象的な足跡を残しています。
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第3戦 ラスベガス大会(2017年3月3~4日)
大会ポイント数:1123
大会トライ数:183
優勝チーム:ニュージーランド
最多トライ得点者:Emilee Cherry (オーストラリア)8
Ghislaine Landry (カナダ)8
最多ポイント得点者:Ghislaine Landry (カナダ)66
ラスベガスのサム・ボイドスタジアムはヒューストン、アトランタに続いてアメリカで3つ目の女子セブンズ会場となり、男女同時開催を行なった初の会場となりました。
ホスト国のアメリカは初戦でアイルランドに21‐24で敗れる波乱のスタートでしたが、プールを2勝1敗で勝ち抜いてノックアウトステージへ進出。アイルランドとの再戦となった準々決勝で20‐12で初戦の雪辱を晴らし、2大会連続で4強入りを決めました。
準決勝には2大会連続進出となったカナダに加えて、ニュージーランドとオーストラリアが駒を進めました。
個人成績では、大会2日目にカナダの司令塔Ghislaine Landry がニュージーランドのPortia Woodmanを通算ポイント得点記録で抜きましたが、チームとしてはオーストラリアがカナダを、ニュージーランドがアメリカを、それぞれ破って決勝へ進出しました。
ニュージーランドとオーストラリアは、5回目を迎えたワールドシリーズで今回初めてプールでも顔を合わせ、決勝では今季通算4度目の対戦となりました。結果は、最優秀選手に選ばれたRuby Tuiのトライなどで、ニュージーランドがオーストラリアに28‐5で圧勝して優勝。これで今季の両者の対戦成績は、ニュージーランドの4戦4勝です。
3位決定戦では、Landry が2本のトライを決めるなどの活躍を見せ、カナダがアメリカに31‐7で勝ちました。
フィジーは、この大会でもプレート部門で優勝して3大会連続で5位に入る健闘でした。一方、イングランドはラスベガスでもカップ部門準々決勝進出を逃し、チャレンジトロフィー部門にまわると、3度目となったスペインとの決勝で敗れて大会を後にしました。
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HSBCワールドラグビー女子セブンズシリーズで初の日本開催となる北九州大会で、どのチームがスポットライトを浴びるのでしょうか。@WorldRugby7sで会話に参加しよう。