南米セブンズシリーズでタイトルを獲得し、フィジアンバーバリアンズで輝いたメンバー5名がセブンズフィジー代表のスコッド入りを果たした。

ケープタウン大会にも出場したジャサ・ベレマルア、セブロニ・モケナカギ、セタレキ・ビトゥニヤタ、ジェリー・トゥワイ、オセア・コリニサウ、サミソニ・ビリビリ、そしてジョエリ・ルトゥマイラギの7名はメンバーに残された。

フィジー代表は同プールのライバルである南アフリカ代表、オーストラリア代表、そして日本代表と対戦する。

現在シリーズランキングで3位のフィジー代表はブリッツボクスに9点差で下回っている。

セブンズフィジー代表スコッドメンバー: ジャサ・ヴェレムルア、セブロニ・モケナカギ、セタレキ・ビトゥニヤタ、ネマニ・ナグサ、カリオニ・ナソコ、メスラメ・クナブラ、ジェリー・トゥワイ、ヴァテモ・ラボウボウ、オセア・コリニサウ(キャプテン)、アリフェレティ・ヴェイトカニ、アメノニ・ナシラシラ、サミソニ・ビリビリ、ナカニエリ・ラバラバ、ジョエリ・ルトゥマイラギ

新人選手に期待を託す南アフリカ代表

2016年ジュニアスプリングボクスで大活躍したゼイン・デイビッズ(写真)は新人選手シビウェ・ソイズワピと共にウェリントン大会とシドニー大会におけるセブンズ南アフリカ代表のメンバーに選抜された。

本シリーズにおける第3・第4ラウンドとなるウェリントン大会とシドニー大会はそれぞれ1月28、29日と2月4、5日に行われる。 

カイル・ブラウンとセシル・アフリカのベテラン選手デュオは、共に膝の負傷でオセアニア地区への遠征を欠席する。ケープタウン大会で膝の損傷を負ったブラウンは手術後のリカバリーで6ヶ月間のリハビリを控える。一方、アフリカ選手はトレーニング中に膝を負傷し、その結果オセアニア地区での大会を欠席する。

ブラウン選手とアフリカ選手に代わってメンバーに加わったソイズワピ選手とデビッズ選手はウェリントンで、本シリーズの第1ラウンド(ドバイ大会)を優勝したスプリングボクセブンズでのチームデビューを果たす。

EXPERIENCED DUO OUT

パウエルヘッドコーチはつぎのようにコメントした。「カイル・ブラウンとセシル・アフリカの欠場で、チームとしてわたしたちは100大会分の経験を失いました

シアベロセナトラ(写真)がフィフティーンズに移ることもあり、昨年もプレーしたソイズワピ選手はチームレギュラーの枠を狙ってくるでしょう。昨年の末に行われたウォームアップ大会のナミビア戦では非常に良いプレーを発揮したので今回のメンバーに選べたことをとても嬉しく思っております」

パウエルヘッドコーチは「ウェリントン大会では、厳しいプールに組み分けられましたが、チームのトレーニングには満足しています」とポジティブな思考を示した。

ウェリントン大会でプールBに組み分けられた南アフリカ代表は、オリンピック金メダルを獲得したフィジー代表、オーストラリア代表、そして日本代表と対戦する。

セブンズ南アフリカ代表スコッドメンバー: クリス・ドライ、フィリップ・スナイマン(キャプテン)、ディラン・セージ、クワガ・スミス、バーナー・コック、ゼイン・デイビッズ 、ブランコ・ドュプレア、ロスコ・スペックマン、ジャスティン・ゲダルド、シビウェ・ソイズワピ、ルーハン・ネル、シアベル・セナトラ、サンディレ・ンコボ

スプリングボクセブンズのスターが引退を決意

元セブンズ南アフリカ代表のフランキー・ホーンキャプテンが引退する決断を発表した。

33歳のホーン選手はブリッツボクスの最多連続出場大会数(68大会)を記録するベテラン選手であり、2008-2009年にHSBCワールドラグビーセブンズシリーズで優勝を遂げた南アフリカ代表チームのメンバーとしても活躍した。

セブンズ南アフリカ代表のニール・パウエルヘッドコーチはホーン選手を次のように称えた。「フランキーの素晴らしいキャリアは優れたフィットネスと絶えない努力がもたらしたものです。チームとして落ち込んでいるときでも、ホーン選手は決して諦めず、他の選手たちにモチベーションを与えました。セブンズ選手のレジェンドとして、数多くの人に覚えられる選手です」

引退を発表したホーン選手は「南アフリカラグビー協会、そしてラグビーの道のりで私を支えてくださった皆さんに感謝の気持ちを伝えたいです。スプリングボクセブンズのチームでプレーし、トップレベルで自国を代表すること夢が現実となっただけでなく、光栄でした。南アフリカラグビー協会、ファンの皆さん、そして家族、友達のサポートなしでは実現させることはできませんでした」とコメントした。