元ニュージーランドラグビー最高経営責任者(CEO)のマーク・ロビンソン氏が、新たにワールドラグビーのチーフ・オブ・ラグビー(ラグビー部門責任者)に就任することになりました。ロビンソン氏は5月に同国際連盟に加わり、ラグビーの将来の成功の中核にラグビーの世界的な魅力拡大を据えた新5カ年戦略の実現に向けた重要な一歩を歩みだすことになります。

グローバルスポーツ、ラグビー界で最も尊敬される指導者の一人であるロビンソンは、新設のラグビー部門を統括します。同部門はラグビーにおける卓越性の推進・監督、ラグビーの普及・価値向上・世界的影響力強化への取り組み強化、そして象徴的なラグビーワールドカップの価値最大化を担います。

ラグビー界で確固たる実績を持つロビンソンは、ニュージーランドラグビー協会最高経営責任者(CEO)として6年間にわたり得た貴重な経験をこの新たな役割に活かします。ニュージーランドラグビー協会のCEO在任中、ラグビー界の代表的ブランドの一つであるオールブラックス、ブラックファーンズの世界的な認知度をさらに拡大し、特に米国におけるファンエンゲージメントの加速に貢献しました。

ロビンソンはラグビー界で高く評価されており、理事会および執行委員会のメンバーとして成功を収めた経歴を持ちます。現在、彼はスポーツ全体のゲーム哲学と試合公式の調整に関する見直しを主導しており、その報告は 2 月下旬に開催される「シェイプ・オブ・ザ・ゲーム(ゲームの形)2026」会議で行われます。

ワールドラグビーCEO、アラン・ギルピンに直属するロビンソンは、マーク・ハリントン(プレーヤーウェルフェア及びラグビーサービス責任者)やフィル・デービス(ラグビーディレクター)といった世界トップクラスの専門家たちとともに、各ステークホルダーと協力しながら、ラグビーの未来を形作る中心的な役割を担う部門で活躍することになります。

ロビンソンの責任には、マッチオフィシャル、ゲームテクノロジー、ルール変更、プレーヤーウェルフェア、ファン体験といった重要な分野を統合し、ラグビーワールドカップをはじめとするラグビーの最高峰大会が、世界的なスポーツの標準であり続けることを保証することが含まれます。

ワールドラグビーのブレット・ロビンソン会長は次のように述べました。「マークの任命は、ラグビーにとって重要な時期に行われました。マークはラグビー選手そして管理者としてのキャリアを通じて、グローバルなステークホルダーとの信頼に基づいたネットワークを構築してきました。私たちがこの大胆な新5 カ年戦略に着手する中、彼のリーダーシップ、ラグビーに関する知性、知識は、この素晴らしいスポーツがさらに成長・繁栄していく上での重要な役割を果たすでしょう。」

ワールドラグビー最高経営責任者アラン・ギルピンは次のように付け加えました。「マークは世界スポーツ界で最も認知度の高いブランドの一つを率いた経験に基づき、ハイパフォーマンスと商業、そしてグローバルガバナンスというユニークな融合をもたらします。彼をワールドラグビーに迎えられることを大変嬉しく思います。ファンエンゲージメント、エリート育成パスウェイ、現代のラグビー運営モデルにおけるマークの理解力で、この度強化した新ラグビー部門を率いることになります。より身近で、より競争力を持ち、より魅力的なグローバルゲームを実現する上で、彼は非常に適任です。」

マーク・ロビンソンは次のように述べました。「真のチャンスに恵まれた今、ワールドラグビーチームに加わることができることを大変嬉しく思います。ラグビーは急速に進化しており、選手やファンがラグビーと関わる方法も変化しています。ファンがより楽しめるゲームの見せ方を向上させ、各協会を支援し、世界的な舞台でラグビーの中核的価値を守る未来を形作る一助となれる機会に胸を躍らせています。ラグビーの関連性、到達範囲、影響力が今後も拡大し続けることを保証する戦略に貢献できることを楽しみにしています。」

新たな戦略計画の遂行を支援するため、ワールドラグビーが推進する運営モデルの再編の一環として、法務総責任者(General Counsel)で元アイルランド代表のイヴォンヌ・ノーランが規制担当最高責任者(Chief Regulatory Officer)に昇格し、最高財務責任者(CFO)のニール・ヒッチンと共に、即刻効力をもって最高経営責任者(CEO)のアラン・ギルピンに直接報告する体制を作ります。現最高執行責任者(COO)のシャーロット・サミュエルソンは今月中に退任する予定です。