元ワールドラグビー会長のSir Bill Beaumont氏が、本日、日本最高位の勲章である旭日大綬章を授与されました。

Beaumont氏は、2019年に日本で開催され、空前の成功を収めた男子ラグビーワールドカップを主導しました。この大会は南アフリカが優勝し、日本ラグビーにとって、そして世界のラグビー界にとっても大きな転機となりました。大会は大観衆に支えられ、日本におけるラグビー人気を不動のものとし、現在もその成長は続いています。

これまでに旭日大綬章を受章した人物には、マイクロソフト創業者のBill Gates氏、オーストラリア元首相Julia Gillard氏、そして国際連合事務総長のAntonio Guterres氏らがいます。Beaumont氏は、ロンドンの在英国日本大使館で行われた特別叙勲式典にて、この栄誉を受けました。

受章に際し、Beaumont氏は次のように語りました。
「このような賞をいただけることは本当に大きな名誉であり、日本国民の皆さまからのご厚意に深く感謝しています。ラグビーワールドカップ2019は、その場にいたすべての人々にとって忘れられない経験であり、偉大な国である日本でラグビーが発展し続けるための一助となれたことを誇りに思います。

6年が経った今でも、その記憶は私や日本、そして世界中のファンの心に鮮明に残っています。この大会を成功に導いてくださったすべての方々に敬意を表したいと思いますが、特にボランティアの皆さん、ファンの皆さん、そして日本の皆さんに心から感謝を申し上げます。」