新進気鋭の監督コンビ、PipとLibが手掛けたこの作品は、イングランドとウェールズにある3つの地域クラブで撮影され、実際にラグビーをプレーする若い女性や少女たちの視点からスポーツをリアルに描いています。背景や能力に関わらず、プレーヤーを結びつける普遍的な価値であるチームワーク、リスペクト、友情が映し出されています。
ワールドラグビー女子ラグビー統括責任者のSally Horroxは次のように述べています。
「ラグビーは常にピッチ上での出来事以上のものを意味してきました。どんなバックグラウンドや体型であっても誰でも受け入れるスポーツです。女子ラグビーワールドカップ2025では、ラグビーの特別さを示す絶好の機会があります。大会そのものの壮大さや選手たちの個性だけでなく、コミュニティがゲームの中心にあり、生涯にわたって価値を与える『居場所』の感覚を伝えられるのです。」
この映画は日本語、フランス語、スペイン語、英語の4言語で制作され、女子ラグビーワールドカップ2025の期間中、スタジアムやファンゾーン、SNSを通じて上映されます。また、ワールドラグビー加盟協会にも配布され、次世代の選手を鼓舞し、女子ラグビー競技人口の拡大に役立てられます。
「Where We Belong」の監督を務めたPipとLibは次のように語っています。
「私たちの目標は、正直でエネルギッシュで力強い作品を作ることでした。イングランドとウェールズでラグビーをする若い女性や少女たちのリアルな経験を映し出す映画です。小規模で機動力のあるクルーと共に、選手たちが自然体でいられるようにしました。台本は一切なく、すべての言葉と瞬間は彼女たち自身から生まれたものです。その情熱、粘り強さ、そしてラグビーへの愛情が映像から伝わるでしょう。
彼女たちが示してくれたように、ラグビーはスポーツそのもの以上のものです。それはチームワーク、受容、自信、そして自分の限界を超える挑戦です。私たちはこの作品を誇りに思っていますし、より多くの少女がボールを手に取り、ピッチに立ち、同じ『居場所』の感覚を味わってくれることを願っています。」
「Where We Belong」は、女子ラグビーワールドカップ2025の放送パートナーであるHBSおよびDeft Touchと共同で制作されました。