イタリアで開催されるワールドラグビーU20チャンピオンシップ2025のキックオフまであと1か月となり興奮が高まる中、ワールドラグビーは、この名誉ある大会のエミレーツ・マッチオフィシャル陣を発表しました。

6月29日から7月19日まで、ロンバルディア地方とヴェネト地方で開催されるこの年齢別トーナメントを担当する10名のレフリーが10カ国から選出されました。

選出されたマッチオフィシャルは、トマス・ベルタッツァ(アルゼンチン)、ベン・ブレイクスピア(ウェールズ)、グリフィン・コルビー(南アフリカ)、古瀬健樹(日本)、ピーター・マーティン(アイルランド)、マーカス・プレイル(ニュージーランド)、ジェレミー・ロジア(フランス)、フィリッポ・ルッソ(イタリア)、レックス・ワイナー(アメリカ)、モーガン・ホワイト(香港)です。

この10名のうち7名は、ワールドラグビーU20チャンピオンシップデビューを果たし、その中には、スコットランドで開催されたワールドラグビーU20トロフィー2024で印象的なパフォーマンスを見せた古瀬健樹、モーガン・ホワイト、レックス・ワイナーも含まれており、ワールドラグビーのマッチオフィシャル育成プログラムの強みを強調しています。

この育成プログラムの成果は、アルベルト・ファヴァロやフランコ・ロゼッラなど、イタリア人6名がアシスタントレフリーを務めることでもさらに際立っています。

テレビマッチオフィシャルは、レオ・コルガン(アイルランド)、グラハム・クーパー(オーストラリア)、アレッド・グリフィス(ウェールズ)、クイントン・イメルマン(南アフリカ)、ダン・ジョーンズ(RFU)の5名で、そのうちコルガンとイメルマンの2名は、今年後半にイギリスで開催される女子ラグビーワールドカップ2025のマッチオフィシャルにも任命されています。

ワールドラグビーのタレント ID マネージャー兼トーナメントレフリーマネージャーのジョニー・レイシーは次のように述べています。「今回のマッチオフィシャル陣の選出は、ワールドラグビーの育成制度が輩出したレフリーたちの存在が際立っています。私たちは、ワールドラグビー主催の大会を担当するマッチオフィシャルの人数をを増やすため、各協会やリージョナルアソシエーションと緊密に連携してきました。」

「すでに、この大会に4人のレフリーを輩出したタレント・アイデンティフィケーション・プログラムの成果が見え始めており、男子と女子の育成プログラムに参加するレフリーたちの将来に期待しています。」

ワールドラグビーU20チャンピオンシップの試合日程

世界最高の12チームが、憧れのトロフィーを手にするため、イタリアの4都市(カルヴィザーノ、ロヴィゴ、ヴェローナ、ヴィアダナ)で戦います。

2024年の南アフリカでの決勝でフランスを破り、4度目のタイトルを獲得してイングランドが、今大会にディフェンディングチャンピオンとして出場。3度優勝を果たしているフランスは、U20シックスネーションズチャンピオンとしてイタリア入りし、6冠のニュージーランドはU20ラグビーチャンピオンシップのタイトルを獲得しています。

昨年、地元エジンバラで開催したワールドラグビーU20トロフィーを制したスコットランドは、2019年のにアルゼンチン大会で降格して以来、U20チャンピオンシップに初出場となります。

3プールに4チームずつが組分けられ、各プールの首位チームと3プールから最も成績の良い2位チームが準決勝に進出します。

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チケット販売中

U20チャンピオンシップのチケットは、https://federugby.ticketone.it/catalogからお求めいただけます。マッチデーの会場での全3試合が観戦できるチケットとなります。

プールステージの試合と準決勝のチケット価格は、大人15ユーロ、14歳未満の子供10ユーロとなります。

ロヴィゴでの決勝日(2025年チャンピオンが決定する日)のチケット価格は、大人20~25ユーロ、14歳未満の子供10~15ユーロとなります。

メディア関係者の取材申請受付開始

メディア関係者は、FIRプラットフォーム(イタリア語と英語対応)でワールド・ラグビーU20チャンピオンシップ2025の取材申請を提出できます(右上部のボールのアイコンをクリックすると英語表示になります)。

申請の締め切りは2025年6月16日です。