フィジー 現男子オリンピックチャンピオン
ラグビーは宗教

2016年にリオでベン・ライアン率いるラグビーセブンズチームがチャンピオンに輝いたことは、フィジーにとって初めてのオリンピックメダル獲得したこととなり、熱狂的に歓迎されました。

フィジーは、ワールドラグビー・セブンズシリーズで連覇を達成しており、優勝候補としてブラジルに到着しました。

決勝戦ではプレッシャーの中イギリスを43-7で破り、ラグビーセブンの名勝負を繰り広げました。

セブンズの系譜

オリンピック金メダル1個

ワールドラグビー・セブンズシリーズ優勝4回

ラグビーワールドカップ・セブンズ優勝2回

コモンウェルス競技大会銀メダル3個

リオでの歴史的な勝利により、フィジーは男子チームとして唯一、ワールドシリーズ、ラグビーワールドカップ·セブンズ、そしてオリンピックでの金メダル獲得という「セブンズ·トレブル(3冠)」を達成しました。

尊敬される地位

フィジーチームが持つ才能を伸ばし、規律を向上させる上でイギリス人のライアンが果たした役割について、彼が移り住んだフィジーという国からは様々な形で評価されています。

ライアンは、フィジーの酋長の名前であるセルアのラトゥ·ペニ·ラティアナラという名前を与えられただけでなく、3エーカーの土地を与えられ、金貨にその肖像画が描かれ、フィジー勲章を授与されました。

キング・オブ・セブンズ

フィジーがワイサレ·セレヴィというプレーヤーをセブンズに送り込んだことで、ラグビーセブンズゲームという競技における地球上で最高のプレーヤーが誕生したと信じない人は少ないでしょう。

ペースと方向を変える能力と巧みな手さばきで相手を欺く能力を持つセレヴィは、フィジーチームの心臓部でした。

香港セブンズカップで5回優勝した彼は、ワールドラグビーセブンズシリーズで1,310ポイントを獲得した後、コーチに転身しました。

再び金メダルを目指す

フィジーは、リオでの成功を再現し、この島国にもう一つの金メダルをもたらすべく、東京に乗り込みます。

フィジアナ 女子セブンズの新興勢力。
追い上げプレー

開催されたラグビーワールドカップ・セブンズ2013で優勝して以来、「フィジアナ」はワールドラグビー・セブンズシリーズのコアチームとしての地位を確立しました。

フィジアナのプレーヤーたちは、フィジーの女性たちにとって刺激的なロールモデルとなっています。

現在、フィジーでは1,000人以上の女性がラグビーをプレーしています。

ロールモデル

元キャプテンのアナ・マリア・ロキカは、フィジーで最も知名度の高いプレーヤーの一人です。2021年のラグビーワールドカップへの出場権を獲得したチームの一員として、15人制でもその名を残しています。