ジャパントップリーグの2021シーズンは、翌2022年から始まる予定の新リーグを意識した構成となり、新リーグへの参加を希望しているトップリーグ16チームと、下部のトップチャレンジリーグ9チームの25チームで、2ステージ制とその後のプレーオフの構成で行われる。過去最多のチーム数で、トップリーグ最後のシーズンを戦う。

 1月16日から3月6日までに開催されるファーストステージでは、トップリーグ所属の16チームが8チームずつ2つのカンファレンスに分かれて1回戦総当たりで対戦。成績により、セカンドステージの4グループへの振り分けが決まる。

 一方、トップチャレンジリーグは1月17日から3月21日までに9チームによる1回戦総当たりを実施。上位4チームのみがセカンドステージ進出し、下位の5チームはここで終了となる。各グループに1チームずつが振り分けられ、トップリーグ4チームとの5チームによる編成で1回戦総当たりの対戦でセカンドステージを実施。各グループの上位チームがプレーオフへ進出して2021シーズンの王者を決める。

 プレーオフ進出チーム数、セカンドステージとプレーオフの日程や試合会場などは、追って発表されるが、プレーオフは5月開催の見込み。

ジャパントップリーグの太田治チェアマンは、「新リーグへつなげる意味でも、新リーグ参加を希望している25チームが参加できるフォーマットを検討して、この形になった」と説明した。

 今シーズンは新型コロナウィルス感染拡大の影響を受けて、1月12日の開幕後、2月下旬の6節までで中断し、その後再開が望めずに打ち切りになり、リーグは不成立。トップチャレンジリーグとの入れ替え戦も見送られていた。このため、来季ファーストステージのカンファレンス分けには、2018-2019シーズンの成績が反映された。

カンファレンス分けはレッドがサントリー、トヨタ自動車、NTTコミュニケーションズ、クボタ、ホンダ、東芝、宗像サニックス、三菱重工相模原。ホワイトには神戸製鋼、ヤマハ発動機、パナソニック、リコー、NEC、キヤノン、日野、NTTドコモが入った。

初日の1月16日には東芝対NTTコミュニケーションズ(秩父宮)が最も早くキックオフ。そのほか、トヨタ自動車対サントリー(愛知・豊田スタジアム)、日野対NTTドコモ(大阪・花園)、神戸製鋼対ヤマハ発動機(神戸・ノエビアスタジアム)、翌17日のパナソニック対NEC(熊谷)など、昨年のラグビーワールドカップの試合会場で行われる試合もある。岩手の釜石鵜住居復興スタジアムでも、3月6日に東芝対三菱重工相模原の対戦が予定されている。

今回は感染防止対策として「密」を避けるためにトップリーグでは1会場1試合で実施。昨季まで採用されていたダブルヘッダーは姿を消し、千葉の中台運動公園陸上競技場ではトップリーグの試合を初めて開催する。

参加各チームにはPCR検査を義務付け、チームに陽性者が出た場合には日程調整で対応することも検討しているという。

各会場の観客動員数や感染防止対策などについては、感染症専門家の意見を交えてガイドラインを作成し、10月末を目途に指針が示される見込み。チケット販売については11月上旬に発表の予定だ。

太田チェアマンは、「今年はコロナで不成立になって(来季が)どうなるか心配していたが、プロ野球やJリーグの状況を見ながらここまで来ることができた。うれしく思う。昨年はラグビーワールドカップで盛り上がった。それを2021年へどうつなげるかが大事になる」と語った。