新型コロナウィルス感染の世界的流行で3月中旬にスーパーラグビーが中断して以来、4月11日から毎週土曜日に開催してきたサンウルブズのエナジー・チャレンジ・プロジェクトも、5月30日の8回目が最後になった。

感染流行を受けてオーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ、ジョージア、日本で自宅待機を余儀なくされている選手たちをオンラインでつないで、フィジカルサーキットトレーニングを実施。5月に入ってからは、チームを4グループに分けたチーム対抗スタイルでポイントを競った。

また、最終日には前週までの予選大会を突破してきたファンが、サンフルブズの選手とサーキットトレーニングで競い合うフィジカル・チャンピオンシップ決勝大会を開催。予選突破者のなかには、女子セブンズ日本代表でリオデジャネイロ・オリンピックにも出場した小出深冬選手や、女子レフェリーの姿もあったが、最終的に優勝したのはラグビー部所属という高校生だった。

FL布巻峻介選手は「最後にファンと一緒にできるとは、(開始した)当初は想像もつかなかったが、8週間通してファンやチームのみんなとコネクトできたのはよかった」と話し、南アフリカから参加したSHルディ・ページ選手は「トレーニングはタフだったけど、朝起きて、みんなと顔を合わせてできるのが楽しかった」と笑顔を見せた。

合同トレーニングでインストラクター役を務めてきたSO小倉順平選手は、「ファンの方も参加して、いいものになったと思う」と振り返った。

今季限りでのサンウルブズのスーパーラグビー除外が決まっているが、小倉選手は「これからどうなるかわからないが、みんなで次に会える時までいい準備をして頑張っていきましょう」と呼びかけていた。