福岡でのシーズン開幕戦でレベルズに勝って好スタートを切ったサンウルブズは、その後、15日に東京でチーフスに敗れ、先週22日にはブリスベンでレッズに5-64と大敗。ここで連敗を食い止めたいところだったが、ハリケーンズに10トライを献上する黒星を喫した。

 サンウルブズは開始4分でマイケル・ストーバーグ選手のトライと、初先発のSO小倉順平選手のコンバージョンで7点を先行。5分後にハリケーンズに1トライ1コンバージョンで同点にされたが、17分に小倉選手がPGを成功させて10-7とリードを奪っていた。

 しかし、ハリケーンズはフィジカルの強さを活かしてサンウルブズにプレッシャーをかけ、FBチェイス・ティアティア選手が19分、25分と2連続トライをマークして逆転。さらに29分にはWTBコーバス・ファンヴィック選手がこの日2トライ目を決め、連携の取れたアタックでサンウルブズを翻弄し、リードを28-10と広げて前半を終えた。

 後半立て直したいサンウルブズだったが、ハリケーンズのスピードとパワーを活かした攻撃に守備が追い付けず、ラインアウトやパスが乱れるなどミスも加わって苦戦。後半開始から6分の間にハリケーンズに立て続けに3トライを決められた。

相手の猛攻に守備で粘りを見せようとするサンウルブズだが、後半16分にはファンヴァイク選手がハットトリックを達成するなど、ハリケーンズは後半半ばには50-10と大きくリードを広げた。

 サンウルブズは後半26分に、22メートル内で相手のペナルティで得たスクラムからWTBシオサイア・フィフィタ選手がパスを受けると、そのままインゴールに走り込んで5点を返した。フィフィタ選手は開幕から4戦連続先発で、これが今季2トライ目になる。

しかし、試合の大勢は変わらず、サンウルブズは終盤にも1トライを決められて、15-62で試合を終えた。

 この結果、サンウルブズは2試合続けての大敗で1勝3敗となり、オーストラリアカンファレンスで最下位に順位を下げた。ハリケーンズは1敗の後の3連勝でニュージーランドカンファレンス2位に浮上した。

 日本国内ではトップリーグを含めたスポーツイベントが、新型コロナウィルス感染拡大防止策として日本政府の要請を受けて開催を見合わせている。

 

3月ホーム2試合はオーストラリアで

 日本国内ではトップリーグを含めたスポーツイベントが、新型コロナウィルス感染拡大防止策として日本政府の要請を受けて開催を見合わせ、サンウルブズも3月のホーム2試合が国外での開催を余儀なくされた。

 この2試合についてスーパーラグビーの統括団体であるSANZAARは、先日新たな開催地を発表。3月8日(日)に大阪で開催予定だったブランビーズ戦を3月6日(金)にニューサウスウェールズ州ウーロンゴンで、また、3月14日(土)に東京の秩父宮で予定されていたクルセイダーズ戦は同日、ブリスベンにて行われる。後者はレッズのシャークス戦と同一会場でのダブルヘッダー開催となる。

 なお、次節対戦するブランビーズは、今週は売ウィークで試合がなく、3勝1敗でオーストラリアカンファレンス首位をキープしている。

 今季限りでスーパーラグビーからの除外が決まっているサンウルブズは、この2試合の後、3月20日(金)にメルボルンでレベルズと、3月26日(土)にシドニーでワラターズと対戦。現在のところ、その後は4月5日(日)に秩父宮でレッズ戦を行う予定になっている。