松島選手の新たな挑戦が決まった。フランス1部チームでTOP14のクレルモン・オーヴェルニュだ。

 南アフリカのプレトリア出身の松島選手は来月2月26日に27歳になる俊足ウィング。昨秋のラグビーワールドカップ2019ではロシア戦での3トライを含めて5トライをマーク。チームの勝利と初のベスト8進出に貢献した。その鋭い加速と絶妙なステップで瞬時に相手を置き去りにするプレーを、ジェイミー・ジョセフ日本代表ヘッドコーチは「我々のフェラーリ」と親しみを込めて呼ぶ。

神奈川県の桐蔭学園高校を卒業後、南アフリカのシャークス・アカデミーに加入。2013年からサントリーに所属し今年で7年目になる。ベストフィフティーン選出は3回を数え、2017年にはリーグMVPに選ばれる活躍でチームの優勝に貢献した。スーパーラグビーではサンウルブズのほか、ワラターズやレベルズでもプレーした。

ワールドカップで刺激を受けたという松島選手は、大会後に海外挑戦への思いを明らかにしていた。

松島選手は、「2023年のワールドカップへ向けて、さらに成長するために高いレベルの強いクラブでやりたいという気持ちと、自分が求められているところに行きたいという思いがありました」といい、「僕が求めているものすべてが一致したのがクレルモンだった」と話す。

「自分の持っているすべての能力を歴史あるクレルモンという素晴らしいクラブで、少しでもよい影響を与えられるようにやっていきたい」と語り、「サントリーで残された時間をチームメンバーやスタットと今シーズンの優勝に向けて、全力で取り組んでいきます」とコメントしている。

クレルモンはフランスで伝統と実績のあるクラブ。TOP14リーグでの2度の優勝や10度の準優勝を数え、ヨーロピアンラグビーチャンピオンシップでも2013年、2015年に準優勝をするなど強豪として知られる。