プール初戦でニュージーランドに0-49、第2戦でアメリカに0-42と2試合続けて完封負け、第3戦のフィジー戦で林大成選手(日本ラグビー協会)のトライで得点を挙げたものの7-54と大敗を喫して、フィジーには先週のドバイラウンドに続いての連敗となった。

15位決定戦へ回った日本は最終日の15位決定戦でウェールズと対戦。これも一週間前のドバイと同じ15位決定戦で同じ顔合わせで、開始早々にウェールズのRio Dyer選手に先制トライを許したところまで同じ筋書きだった。だが今回は、その先が違った。

前半5分、右サイドのラインアウトから林選手、藤田慶和選手(パナソニック/日本ラグビー協会)、松井千士選手(サントリー)を経由して左サイドへ展開。最後は加納遼大選手(明治安田生命)が相手のハイタックルを受けながら左インゴールに持ち込んで5点を返し、藤田選手がコンバージョンを成功させて7-5と逆転した。

この場面でハイタックルをしたウェールズのGeorge Gasson選手がイエローカードでシンビンとなり、日本は数的優位に立ったものの優位性を活かすことはできないまま、2点差リードを維持して前半を終了した。

後半に入り、ウェールズは日本のミスに乗じてボールを奪い、10分にLuke Treharne選手のトライで再びリードを奪ったが、日本はその直後に反撃。中盤から津岡翔太郎選手(コカ・コーラ)が持ち上がり、サポートに入っていた松井選手へパス。松井選手は相手を引き付けながら加納選手へつないで、ラインを越えた加納選手が連続トライで12-10と逆転した。

日本はその後、残り1分半で右サイドのラインアウトからつないで、ゴール前のPKを得ると。今回がワールドシリーズ初参戦のフィシプナ・トゥイアキ選手(セコム)が好判断を見せ、クイックタップで相手を振り切ってゴール下にトライ。加納選手がコンバージョンも成功させて19-10と点差を広げた。

その後、終了間際にBrandon Wood選手に5点を返されたが、日本は逃げ切りに成功。ゲスト参戦している今季シリーズで、8戦目にしてようやく1勝を挙げ、15位で終えた。

日本は12月20日に来年のオリンピックへ向けて、セブンズ日本代表の第2次候補選手を発表する予定だ。

 

ニュージーランドがダブル優勝

 シリーズ第2戦のケープタウンラウンドを制したのはニュージーランドで、男女でのダブル優勝となった。

先週末と同じ対戦カードとなった決勝で、男子のシリーズ開幕戦となったドバイラウンドに続く地元での優勝を狙った南アフリカとの接戦を7-5で制して、シリーズ総合ポイントでも南アフリカと41ポイントで並んだ。

3位はフィジーに29-24で競り勝ったフランスで、総合ポイントを29としてシリーズ順位でも3位に浮上した。

女子は先週のドバイに続いてニュージーランドが優勝。決勝でオーストラリアに17-7で勝利して、女子シリーズ初開催となったケープタウンでの初代女王となった。

3位はフランスを22-17で下したカナダで、総合順位でも44ポイントで4位にランクアップした。

フランスのStephine Okemba選手がDHLパフォーマンストラッカー1位と獲得。同僚のCamille Grassineau 選手とCoralie Bertrand選手も6位、7位に名を連ねた。

フランスは男子の部でもTavite Veredamu選手とJean Pascal Barraque選手がそれぞれ1位、2位に入り、個人部門で上位を独占する形になった。

 次のラウンドは男女とも年明け1月25-26日に、カナダのハミルトンで行われる。