【東京・10月20日】3度目の優勝を狙う南アフリカが初めて準々決勝に勝ち上がった日本をパワーで圧倒、26-3で勝利しベスト4進出を決めた

開始4分、スクラムのブラインドを突いてWTBマカゾレ・マピンピがトライを決めて5-0とした。日本もここからはよくボールを散らして対抗。押されながらも堅守を見せ、20分のSO田村優のPGで3点を返して前半は2点差とよく食い下がった。

だが後半はチームを締め直した南アが地力を発揮した。その出足に圧迫された日本は自陣ゴール前に釘付けされ抜け出せなかった。

南アは4、9、24分にSOハンドレ・ポラードが3PGを決めてじわじわとリードを14-3に広げた。その後は攻撃ミスが目立ち攻めあぐむ場面もあったが、最後は実力を見せつけた。

試合後、南アのヨハン・エラスムス監督は後半の猛攻を振り返り、「とても確固とした決意を持っていた。交代選手が頑張ってくれた」とコメント。「決勝戦までいきたい。次の2週間がタフになる」と前を向いた。

南アは26分にモールを一気に押し込んだあと、SHファフ・デクラークがトライ。30分にマピンピが左タッチ際を抜いてとどめトライを奪い、2大会連続して4強入りを果たした。

日本は終盤に何度か相手22メートル内に攻め込んだが、南アの堅守を崩せず快進撃も8強で止まった。

日本にとって初の決勝トーナメントでの試合を終えたリーチマイケル主将の第一声は「4年間この日のことを思い続けてきた」だった。

「アジア初のワールドカップで、またアジア初のベスト8進出は監督たちのおかげ。アジア全体としてよかったと思う。日本はこれからますます強くなっていく」と意気込んだ。

アイルランド、スコットランドというティア1の2チームに勝ち、日本を世界ランク6位まで導いたニュージーランド出身のジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチは「成し遂げたことを本当に誇りに思う。だが、(南アに敗れて)本当に残念だ。選手たちはチームのために、この国のために全力を注いでくれた」と振り返った。

準決勝は、イングランド-ニュージーランド(26日)、ウェールズー南アフリカ(27日)の顔合わせで行われる。会場はいずれも横浜国際総合競技場。

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