【大分・10月19日】優勝経験がある者同士の激突は、チャンスを着実に生かしたイングランドが40-16で快勝。3大会ぶり5度目の準決勝に勝ち上がった。

イングランドはPGで先行されたが、前半18分にゴール前での揺さぶり攻撃からWTBジョニー・メイが左隅に飛び込んで逆転。3分後にも相手のミスパスを自陣から逆襲してメイが左隅に連続トライを挙げ14-3と突き放した。PGの応酬で前半を17-9で折り返し、後半3分にオーストラリアにトライを奪われ17-16と迫られた。

だが2016年の対戦以降オーストラリアに6連勝中のイングランドはここからは巧みにゲームをコントロールした。6分にゴール前ラックから防御の穴をうまくついたプロップのカイル・シンクラーがポスト左に押さえて24-16と引き離した。さらに浮足立った相手の反則に乗じてSOオーウェン・ファレルが3PGを加えて33-16とした。なおも1トライを加えて大勝した。

「間違いなくベストのプレーができた」とエディー・ジョーンズ監督。満面の笑みを浮かべながら「最初の20分は押されたが、勢いを取り戻して必要な得点を挙げられた」と振り返った。

準決勝で対戦したいチームを問われると「どことやってもハッピーだが、ニュージーランドとはやってみたい。我々にとっては大きな挑戦になるだろうが、対戦が楽しみだ」と意気込んだ。

オーストラリアは前半、SOクリスチャン・リアリーファノが3PGを決めたが、地域的に押し込みながら十分には生かせずじまい。後半3分のWTBマリカ・コロイベティのトライで1点差に迫ったが、14分過ぎから相手ゴール前に居座り続けた好機に押しきれなかったのが響いた。3大会連続の4強入りはならなかった。

2週間前にテストマッチ初出場したばかりの19歳の新鋭ジョーダン・ペタイアがCTBで先発出場となり、話題を呼んでいたオーストラリアだったが、イングランド相手に試合の流れを呼び込めなかった。

マイケル・フーパー主将は「すべてをかけて努力をしてきたが、望む結果を得られなかった。サポーターの応援のお陰でここまで来られたが、彼らのためにも勝てなかったのはつらい」と肩を落とした。

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