【東京・10月9日】ワールドカップ3連覇に向けて躍進中のニュージーランド「オールブラックス」の中でも、ひときわまぶしい光を放っているのがFBボーデン・バレットだ。

1次リーグB組の出場2試合で圧巻のプレーを見せ、ラグビーファンに「さすがは世界一の選手だ」と思わせた司令塔。

信じ難い話だが、バレットは軽い足のけがを押しての出場で100パーセントの状態ではなかったという。今では「かなり良くなって」準々決勝以降では、さらにギアを上げることになるもようだ。

大会2日目、南アフリカとの激戦を制し、プレイヤーオブザマッチに選ばれると、カナダ戦でも計149メートルを足で稼ぎ、3つのクリーンブレイク(相手にほとんど触られずに突破すること)に、7人のディフェンダーを置き去りにする走りまで披露した。

チーム事情によって、リッチー・モウンガがSOに入り、バレットがFBへポジション変更となっている。ワールドラグビーが選ぶ世界最優秀選手に2016年から2年連続で輝いたバレットが、これまで以上にボールに絡み、最後尾の広大なスペースで相手チームを翻弄する。

「新しい役割を楽しんでいるよ。全てがうまく行くはず」とバレット。「リッチーとはよく話しているから」とお互いのポジションで相乗効果を生み出す意向だ。

オールブラックスのイアン・フォスター・アタックコーチもバレットへの期待は高い。「大試合にはトップ選手が必要。成長と改善を繰り返すメンタリティーを持つトップ選手だが、ボーデンは明らかにその中の1人だ」。

B・バレット、W杯東京大会のこれまで

出場: 2試合
プレー時間: 160分
トライ: 1
トライのアシスト: 2
キャリー回数: 31
ボールを持って走った距離: 198メートル
かわしたディフェンダーの数: 14
クリーンブレイク: 4
パス回数: 30
オフロードパス: 2
得点数: 8(1トライ、1PG)

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